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#110  介護福祉士国家試験 過去問解説 32−30

こんにちは。しょうです。

今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!

↓前回の復習↓


問題

問題30
視覚障害者とのコミュニケーションに関する次の記述のうち,最も適切な
ものを 1 つ選びなさい。

1.挨拶するときは後ろから声をかける。
2.話しかけることは最小限にとどめる。
3.聴覚,触覚,嗅覚を活用する。
4.声の強弱などの準言語の活用は控える。
5.方向を示すときは「あちら」「そちら」と表現する。

正解

今回は視覚障害者とのコミュニケーションに関する問題についてです。

コミュニケーションに関わる問題は、視覚障害の人に対しても基本的には共通認識というか、コミュニケーションの基本的なポイントは同じです。

どのような点に注意が必要かを学んでいきましょう!


本来であれば目で見て情報を得るところが視覚障害となると目でものを見て認識することが難しくなります。

そのような場合、コミュニケーションをとる手段としては、例えば視覚以外の触覚や聴覚といった他の感覚を活用する方法があります。

味覚や嗅覚もそうですね。

本問題の選択肢を見てみると、該当しそうな内容は3であり、が正解です。


特に聴覚、つまり「会話」は非常に重要な手段であり、より丁寧な対応が必要となります。


解説

1× 後ろから声をかけることは相手を驚かせる、不安を生じさせる原因となり誤りです。

2×  周りの状況を知るための視覚機能に障害があるため、適宜お声かけする対応が必要であり、誤りとなります。

3⚪︎

4× 声の強弱や聞き取りやすい速さで話すなどの準言語コミュニケーションの活用は、視覚障害にかかわらず相手にわかりやすく伝えるための方法であり、誤りとなります。

5× 数字を用いたり、場合によっては壁や物などに触ってもらうことで、より正確に伝えられ不安の軽減にもつながるため、誤りとなります。


おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。

訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。

では次回もお楽しみ!

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