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自分の成長を止めないために、パソコンをMacに変えた話。

こんにちは!福井県に移住して8年目。地域をまるっと体験できる宿を運営しているショーです。

今回は僕の七つ道具のひとつであるノートパソコンをMacBookに変えた話です。「なんか最近、”いつも通り”が多いな」とか「刺激がないな」と感じているあなたに読み進めてほしい記事です。

1.人間のライフステージは3つに分かれていた。

 私たち人間は、生まれてから3つのステージを経て、人生を卒業するようなライフ設計になっていました。

・教育(学校)
・現役/仕事(会社)
・余生(定年退職後)

 このステージが年齢において明確に分かれており、最初の教育で学んだ知識、身につけた技術をそのまま活かすことで、仕事人生を終えることができ、その後は悠々自適に年齢を重ねていけば良いと言う時代がありました。

 もちろん、仕事をしている段階でも会社での研修などで学ぶことがある職業の方もいたと思いますが、基本的に「学び直し」というほどのものではなかったと思います。

 しかし、時代は変わっていきました。現代では、人間の寿命が伸びたことや社会的に少子高齢化が進んだことによる生産年齢の減少により、現役である期間が延びる傾向にあります。年金制度ができた1941年には支給開始年齢は55歳でした。それが1954年の改定で男性60歳へと引き上げられることになりました。そこから何度かの改定で現在では男女ともに65歳からの支給となっています。これらの制度改定は人間が身体的に働ける上限年齢が上がっていると共に、世の中の少子高齢化により、生産人口を確保するため、現役で仕事をする期間を延ばさないといけないことを示しています。

【参考資料】
平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~/厚生労働省

 だからこそ、現代における人生ステージは変わりました。

・教育(学校)
・現役/仕事(会社)&教育
・余生(定年退職後)???

 つまり、一度、教育を卒業しても仕事をする中で、時代の変化に合わせて再度”学ぶこと”が必要な人たちが増えてきたのです。だからこそ、現代を生きる私たちは一生涯”学び続け、成長し続けること”が運命づけられた時代を生きているのです。

 ここまでのライフステージの考え方をさらに知りたくなったら、「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)を読むのがおすすめ!

 「活字は苦手!」と言う方にはマンガ版がオススメ!大切な要素は落とさずに、読みやすくなってます♩

 僕が運営する地域まるっと体感宿 玉村屋の「たまむらやライブラリー」にも蔵書しています!

2.私たちの成長が止まる時

 ここまででお伝えしてきたライフステージの変化の中でも、今まで通りに生きてしまう人たちは多くいます。なぜなら、人間は「変われない生き物」だからです。これは心理学的にも説明することができます。

 まずは、「人間は得られる幸せよりも、失うことが怖い」ことがわかっています。これは「損失回避の法則」と言われ、人間の無意識的な判断に影響しています。例えば、職場の人間関係に悩んでいて、転職をしたいと思ったとしても「新しい職場だと、今の職場よりも人間関係が悪くなるかもしれない(=現状の方がマシ)」と考えてしまうことです。

 その他にも人間には「現状維持バイアス」と言い、現状からの変化を受け入れたくないと反応して考え方が偏ってしまう機能も備わっています。変化をすれば利益がある場合であっても、今の状況を維持し、変化することに過剰に反応してしまう傾向のことで、人間として自然な思考傾向です。

 大人になってからの”成長”には、変化が伴います。なぜなら、今までにやってきた、そしてやってこれた経験があるが、成長するには今までと異なることを学ぶ、経験する、もしくは今までの経験にプラスして知識や知恵を身につけると言うことで何かしらで形を変えていく必要があるからです。 

 だからこそ、「成長したい」と考えながらも、なかなか行動できなかったとしても、行動できない自分を責める必要はありません。それが人間として生まれたときから備わっている機能だからです。

 人間は歳を重ね経験を積めば積むほど、今の状態から変わっていく(成長していく)ことが億劫になってしまいます。これがまさに成長が止まる時なのです。

3.成長をするために必要なもの

 ここまででお伝えしてきたように、人間はそもそも変化したくない生き物なので、自分で意識して自分を変化させていかなければ、成長していくことができません。

 変化が激しい現代においては、変化しない、成長しないと言うことは”現状維持”ではなく、”時代においていかれること”を意味しています。なぜなら、変わりゆく(成長していく)世の中に、変化しない(成長しない)自分だったら、ついていけないからです。

 そして、人間の本能から見ても、変化できない人が多いのは当然のこと。だからこそ、変化できる人が少数派となり、希少価値が上がるという点においても、時代や自分の年齢に合わせて変化させていく力が重要になってくることがわかります。

 とはいえ、そんなすぐに変わることができるようになったら苦労しないと思います。なぜなら、今までの人生で、そのような思考が身に染みてしまっているから。

 そこで、成長するための一歩として選択肢が出てきたら、「いつも通り、今まで通り」なものじゃない選択肢を選ぶことが良いでしょう。なぜなら、今までと違うことを選ぶことで「変化すること」に慣れることができます。小さなことから慣れておくことで、大きな変化が迫られた時に難なく乗り越えることができる力を身につけているでしょう。

4.だから、僕はMacにした。

 僕が人生でパソコンを使い出したのは、小学校4年生のとき。つまり、今から20年以上前のことです。パソコンは大きく分けて「Windows」と「Mac」がありますが、この時から我が家はWindows派でした。そして、学校でもWindows。就職したら会社のパソコンはWindowsと言うことで、人生の大半をWindowsとともに歩んできました。

 けど、ずっと気になっていたんですよね。創造力豊かなクリエイターはMacを使う傾向にあることを。僕はデザイナーではないですが、企画者だったり、起業家だったり、ライターだったりと何かしらを「つくる」ことを仕事にしています。だから、クリエイターが使っているMacを使うとどうなるんだろうと思っていました。

 しかし、ずっとWindowsを使ってきたこともあり、パソコンが寿命を迎え、買い換える時でも”今まで通り”でWindowsを使ってきました。最近は買い替えのタイミングでMacのことを調べつつも、Windowsとは少し異なるところもあると言うことで、なんとなく避けてきたんですよね。

 そんなパソコン歴だった僕のノートパソコンが、数日前についにモニターがつかなくなってしまいました。再びWindowsかMacかという分かれ道がやってきました。

 最近、気づいていました。歳を重ねるごとに変化することを少しずつ避けている自分に・・・。ということで、変化していくためにMacを使い始めました。

 あなたも、選択肢があるときは「今までと違うもの」を選んでみませんか?

【書いた人】
ショー
 京都市生まれの30代。大学を休学し、自転車で日本一周をしたのをきっかけに、”地方”に興味を持つ。東京の旅行会社や岐阜県白川郷の宿泊施設を経て、福井県に地域おこし協力隊として移住。3年間の任期終了後は、地域まるっと体感宿 玉村屋を起業。そのほか、観光協会勤務や地域の農業のお手伝い、ドローン講師など「面白そう」と感じたことをやっていたら仕事になってしまっている”複業家”

僕のnoteでは、僕が日々考えたことのアウトプットして、Twitterには収まりきらない思いを自由気ままに書いていますので、僕の頭の中が気になった方は他の記事も読んでみてくださいmm

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