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小説ばっかりな最近(マンガもだけど)

夜分遅くにすいません。ついに Fit Boxing2 をやらない日となりそう、しょっさんです、おこんばんわ。

詰まれまくっている積ん読の技術書を片っ端からやっつけるための準備運動として、最近はずっと小説ばかり読んでいます。年初に "Another S"読んでいたのは、以前紹介した限り。

それ以外にも 4冊ばかり読了していて、2021年は小説の年になりそうです。予想していたのとちがう。読んでいたものは次の通り。

綾辻行人 - 館シリーズ

綾辻行人との相性が良さそうだったので、「館」シリーズに手を出してしまいました。

古典的な部類ではありますが、ミステリーとサブストーリーをうまく紡いでいて、「嗚呼、オチそうしたかー」みたいなとこは良い感じです。京極さんほどじゃないにせよ、それなりに分厚い(特にAnother2001は鈍器すぎる)のですが、結構サクサク読める感じ。伏線が複雑すぎないからライトに読める気がします。

桐野夏生 - サイコパスもの

大好物サイコパスものです。小説は駄作が多いので敬遠して、ノンフィクション派なんですが、たまには小説もいいだろうと以前に殺人鬼フジコや、サイコパス系のマンガを買い占めていた頃に一緒に買って書棚の肥やしになっていたもの。

フジコはそれはそれでだったんだけれども、桐野夏生のサイコパスものは波長が合う。待ってました感がある。これでいい。残虐記はサイコパスとは言いがたいけど、真実がどこにもないし、ボーダー系のキャラはとてもよく立ってる。I'm sorry mama は探してたといわんばかりのストレートなサイコパス。アイ子の価値観がタイトルにまざまざとでているんだけど、ちゃんと最後にきれいに落ちてくれる。そうでないと困る。

ミステリもいいけど、サイコパスもね。

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