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家庭で余っている食材も子ども食堂へ寄付をしよう

この年末、大掃除の中で、「あーコレ食べようと思ったけど、全然アレだな」「もらい物、たまってきたな」と気づくことも。そういう時は、地域の子ども食堂に寄付することで、人助けできて家もスッキリ!でおすすめだ。

ボク青いTシャツは、アグリファンド石川という団体に所属しており、会員の作ってる農作物を子ども食堂に寄付しようという企画があって、早速寄付してきた!

子ども食堂は、各地域で食事を提供する、食材を配布するの2パターンある。ストレートな表現をしてしまうと、貧しい子どもに食を提供しようという、アンパンマン的な活動だ。貧しい子どもだけにフォーカスしてしまうと、周りからの視線という見えない暴力が発動してしまうので、多くの子ども食堂は、「子ども達みんなおいでよ」というスタンス。

運営は、NPO団体がやっているケースが多いらしく、人間的に尊敬しかない!!

提供される食材は、各ご家庭でおうちで余ってる物、食品メーカーや量販店の見切り品、農家の農産物、色々。

今回、アグリファンド石川では、「コロナで十分な活動ができない今、何ができる?」という問いの中で、「コロナによって、潜在していたものが顕在化しようとしている」として、このフードバンクの取り組みを紹介いただいた。
食べ物づくりをしているボクらにとっては、とても重要な感覚なハズだけど、お恥ずかしい限りだけど実際は存在は聞いたことあったけど、身近に感じていなかった。

配達に伺うと
「わー助かる!これでパエリア作って食べてもらえますね。」という言葉に次いで
「もうね、食費から削られるんですよね。ガソリン代が上がった、消費税が上がった、収入が変わらないんじゃ...って、食費から皆さん手をつけるんですよ...」というリアルをうかがった。

食べるものが豊かでないのは、なんとも辛い。ひもじい思いの負のループは断ち切らなければいけない。という思いと同時に、提供側としても多くのモヤモヤを感じた。

フードバンクへの協力は、収入にはならない。けど、こんなに喜びの表情を見せていただけた。かたや、日頃のお米の販売では、収入になるけど、時として冷ややかな態度を取られることもある(1/100くらいの比率なので稀やけどね)。収入がないことには、ボクらも食べていけないし、社員も雇っていけないし、持続可能じゃない。

食べ物を作るものとして、この状況を他人事にして良いものか...という葛藤は引き続き抱えたまま、これをきっかけに引き続き協力していきたい。

まとめ

子ども食堂は、全国各地で展開されている。企業や団体だけでなく、ご家庭で余っているものでも受け付けてくれるケースが多いみたいなので、皆さんも
☑︎もらい物のお菓子が貯まってきてる
☑︎食べようと思って買ったけどずっと置きっぱなし
というケースな食べ物を、地域の子ども食堂へ寄付してあげてほしい。「◯◯◯(地域名) 子ども食堂」で検索すれば、最寄りの子ども食堂が見つかるはず。

#寄付について考える

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