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脳内の見える化 Vol.23(蛇の道は蛇、「なる」ために「する」のはツライ)

蛇の道は蛇

 何かを小さくても続けるから上手くなる。プロとアマチュアの違いは持続性と頻度。イチローはとんでもないところに行くためのたった一つの方法が小さいことの積み上げだと語った。刑事コロンボは自分はコロシが自分の仕事だから犯人を突き止められると言った。蛇の道は蛇。

 じゃあどうやって続けるか。佐渡島氏の言葉。「なる」ために「する」のでは理想になれない時にモチベが失われるし、仲間ともギスギスする。本当に自分たちが考えるべきは「何をしたいか」。もはや無意識に「して」いれば自然と何者かになれるし、無意識にできることをするのが精神状態上良い。確かに自分も「いついつまでにこの試験に受かるぞ、この分野の知識を身につけて事業案を書くぞ」などと思うと案外やる気が出なくなる。好きだから部活に入ったのに人よりできなかったり、思った結果がだせないと急にそのスポーツから目を背けたくなるのと似てる。そんなことより「これをやってみたい」と素直に思えることに挑戦するくらいがちょうどいいし、どうやっても無意識の「する」が生まれないのならきっと仕事が合ってない。

 ここにも勝ち負け思考の功罪が見え隠れしていて、物事をできるできないとか、なれるなれないで論じた瞬間に自分にとっての勝ち負けが生じ、負けるとプライドが傷ついたとか、負けたことを認めないために言い訳を持ち出したり変な態度を取ったりする。本当になにかを「したい」人は、それをやってるだけで楽しいはず。例えばこのnoteは、心から「自分とは何か、人間とは何か」を知りたいがためにやっているので、上手くかけたかどうかとか、いいねが多いかどうかとかは関係ないので続いている(これでさえ、たまに「今日はいい文章書けなそうだから、ネタがないからやめとこう」とか思ってしまう。無意識に思ったことを書けばいいにも関わらず)。仕事においてもこういう、「無意識にしたいこと」を大事にしたいし、特に今やろうとしている、会社立ち上げ、デジマ推進、部運営統括、イベントKPなどには、「フラットに言って俺はこうやりたい」をさっさと見つけ、無意識にそれをやるサイクルを作りたい。作らないと、「あれもこれもやらなきゃ」になってしまう。やりたいとやらなきゃの間でせめぎ合って、やりたいが常に勝つような思考整理とメンタルケアを怠らないこと。これがプロの仕事なんだと思う。

今日はここまで!

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