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読書ログ 『頂への挑戦』

どんな本?

 自分が最も好きなジョッキーである川田将雅騎手の初著書。いつも厳しい表情で勝つための道筋を考え抜き、プロとして淡々と仕事を遂行して結果を出す。普段多くを語らない川田騎手のプロ意識の根底にあるバックグラウンドや思考法が赤裸々に語られており、彼の人間的魅力が身近に感じられるとともに、同じくプロ意識を持って仕事をする一人のビジネスパーソンとして参考になる点が数多く得られた。

 一言でいえば、「自分に求められていることを考え察して、今の自分とのギャップを探し、そこに目を背けずに向き合い、どんな手を使ってでもそのギャップを埋めていく」というのが川田騎手の勝ちパターン。「負けている現状に目を背けずに向き合い、勝つまでとことんやる」という闘志と、「自分に自信を持つ、持てるようになるための準備をとことんやる」というプロ意識は、自分に欠けているものだと感じたので特に参考にしたい。

 逆に、求められていることを察して周りに貢献できる力や、みんなはやっていないけどやったほうがいいことを見つけとことん突き詰める姿勢などは、自分の哲学と似ていると感じたので、彼のやり方も参考にしながら伸ばしていきたい。

おすすめ度

★★★★★(Vodkaと気が合う競馬好きな人には特におすすめ)

こんな人におすすめ

  • 競馬はもちろん、スポーツが好きな人

  • 勝者の思考を知りたい人

  • 自分に厳しくなれるメンタリティを持ちたい人

この本を読むにあたって

  • なぜこの本を読むのか

    • 転職をして身一つで勝負し付加価値を出さねばならない状況になったからこそ、身一つで勝負して頂点に上り詰めた人の思考を知ることで、成功を掴むヒントを得るため

  • いろいろある中で、なぜこの本なのか

    • 川田騎手という、哲学に共感し尊敬している人の初めての著書だから(3ヶ月前から予約)

    • 著者が実際に日本リーディングという結果を出しているから

    • 著者が、思考やマインドセットにこだわって成功を掴んでいるように思われ、その姿勢が転職直後の今の自分にも有用だと思われたから

    • 競馬が好きだから

  • 特にこの点を注意して読む

    • 日々の鍛錬やメンタル管理のコツを吸収する

    • 失敗やプライドを傷つけられた時の対処法のヒントを得る

学びとNext Action

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