教育費

こどもの教育費って子育てにおいてすごく重要だと思うのですが、「いくら掛かるかわからない」という不安が大きいと思います。
自分の場合予備校勤務⇒進学校での教員経験11年という経験があるので、「おおよそコレくらいあればいける」というのが見えるので、それを意識して計画しています。

私のイメージとして
地方都市、高校までは公立のイメージ。
大学は私立でも対応できるようにしたい(医は✕歯、薬は特待次第)
こうなると大学入学までに1人1000万あればなんとかなるはず。
というプランで考えています。(インフレ等での学費の大幅増がないとして)

現状
月5万・ボーナス20万✕2回の積立預金⇒1年で100万貯まる
学資保険200万⇒12才払込完了(年払いで15万くらい)
ジュニアNISA⇒2023年まで購入したものは新NISA対象外で18歳まで持てるので2年分の枠使い切りました。
児童手当⇒全額貯金(NISAに支出したり定期にしたり)

投資に回すことについては否定的な方もいるとは思いますが、教育費は「長期」の運用になるので、損をする確率はかなり低いと考えています。
理由としては全世界株であれば長期で見て損をする確率は低いと感じたからです。
例えばリーマンショックの際を例に取ると、リーマン・ショック後に世界株が値を戻すのにかかった時間は5年間でした。また、リーマン・ショック時に値下がりした下限は5年前の価格でした。そう考えると5年以上の期間保有するのであればトータルでマイナスになる可能性は低いと考えています。
リーマンショック以後は世界株は基本的に右肩上がりで推移していて、コロナショックの際にも5年前よりは高いところで止まっていました。
そのため、20年弱持つであろうことを考慮すると、貯金よりも投資のほうが良いだろうと考えたわけです。
ちなみに2000年からの伸びを見ると約3倍になっているので、期待もしています。ちなみにこの20年でITバブル崩壊・アメリカ同時多発テロ・リーマンショック・コロナショックがあっての3倍ですので、長期投資は貯金よりも強いことがわかります。
投資先は2022年は日本個別株・投信アメリカ株・投信スイス株としていましたが、2023年はすべて投信全世界株としました。

費用については1000万も貯めなくても良いのでは?という考えもあるかと思いますが、子供の将来を考えた場合に「今」お金を使うよりも「将来」に使えるほうが間違いなく自分(親)にとってもプラスになると思います。
高校生の進路指導をしていてよくあるのが、学力や夢があるのに、親が進学に関する知識を持っていないがゆえに諦めるもしくは「苦学生」を強いられる生徒がいることです。
大学受験の場合高校3年生の10月〜3月というのが一番お金がかかる時期なわけですが、そこで支出できるお金がないがゆえに滑り止めを受けられない。せっかく受かった滑り止めに入金できず、第一志望が不合格になり浪人を余儀なくされる。といったトータルで無駄なコストを発生させる事案が多数あります。
私と同世代の方でも大学進学率は50%未満だったので、その辺の知識は疎いかと思います。「大学に行っても意味がない」という人もいますが、生涯賃金で考えると高卒専門卒と大卒では1億円以上の差があります。
大卒でなくてもなれる職業もありますが、大学で学んだことやそこで培った人間関係というのは非常に重要です。
これから少子化が進む中で、能力のない人は低賃金、能力のある人が高賃金という流れは一層加速すると思うので、子どもが進学したいと言ったときにお金を理由に断念させないのは自分たちの生活を守るためにも重要だと思います。

ちなみに私は家を建てるなら子どもが大学生になってからと考えています。若いうちに建てるという発想の人が多いですが、時に今は資材も高い、人件費も高いといった状況です。同じお金を使うのであれば半額程度の賃貸に住み、残りを投資や貯蓄に回したほうが良いと考えています。
これはあくまでも一例ですが、こういった考えは夜にあまり出回っていないので、参考になればと思い書きました。

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