「ここは自分の働く場所ではない」そう思っていた僕が 女性8割のSHEで熱狂を先導する人事に挑戦した物語
みなさまにとってSHEという企業、組織はどのように見えていますか？
このnoteは、男性である僕が転職意欲も0だったにも関わらず、なぜSHEにジョインしたのか？について出会いから現在までを綴った物語です。SHEに対して少しでも興味を持ってくださっている方々に届くことを願っております。
そしてSHEの実際の魅力を私の視点から語ることで新しい気づきを与えることができればこれほど嬉しいことはありません。
0.これまで
大学卒業後は大手人材企業の営業からキャリアをスタートさせ、「人」が経営の最重要資源ということを採用を通して知り、人事を志すようになりました。後に旅行系ITベンチャーで人事制度策定や採用を経験して、2020年にBeer and Techに1人目人事としてジョインし、人事責任者として採用・組織・労務を幅広く担当していました。
前職では人事の立ち上げを経験し様々なことを経験させていただきました。採用体制を0から作ったり、評価制度策定したり、カルチャー浸透などを社内を巻き込んで推進していました。そんな充実した日々を過ごしていた私にとってSHEとの出会いは突然訪れます。
▼前職でのインタビュー
1. SHEとの出会い
思い返すとSHEとの出会いは運命の歯車が合ったような感覚を抱きます。2021年5月、当時Beer and Techでデザイナー採用を開始し始めたタイミングで、たまたまSHElikes事業責任者の愛理さんのデザイナー採用についてのツイートを発見し、「SHEさんとの親和性ありそう！」と思い、すぐにDMをしました。それがSHEと一番最初の接点です。そして一度オンラインで打ち合わせをして、ご縁があり私はSHElikes MULTI CREATOR COURSE Designer（以下、マルシー）で学ばれている方々向けの「大！お仕事相談会〜普段は話が聞けない〇〇を聞こう〜」というイベントに登壇することになります。先にお伝えしてしまうと、この愛理さんとの出会いとマルシーのイベントに登壇していなければ、私は今SHEにいないと思います。このイベント登壇をきっかけに運命の歯車が一気に動き出すことになりました。
登壇したマルシーのイベント
イベント後に10名ほどの方々と面談をすることになり、皆さんと色々なお話をし、たくさんの気づきを得ることができました。そしてこの時間がSHEという企業の意義を私に教えてくれることになります。面談をした皆さんが形は違えど「SHEを通して、人生が変わった」「SHEを通してやりたいことが見つけられた」と口々に楽しそうに話をされていました。衝撃でした。元々「自分の意思で生きる人を増やしたい」という想いを持っていた私にその光景は「希望の光」に見えたことを今でも鮮明に覚えています。この面談を機に、SHEへの興味は一気に加速することになります。
ただ当時は転職も全く考えておらず、副業すらも考えていませんでした。僕はSHEを「働く場所」として興味を持っていたのではなく、ただただ「共感」していたんです。SHE×採用の2つが結びつかなかったことは今でも覚えています。正直「男性って採用しているの？」という疑問も持っていたので、自身が「働く」場所としてSHEを認知していませんでした。
2. SHEへの副業ジョインのきっかけ
イベント登壇後からはSHEと接点を持つことはなかったのですが2ヶ月程経ったある日、知人から人事ポジションでの転職相談がありました。その時頭に最初に浮かんだのがSHEでした。そしてすぐに愛理さんに「SHEさんってまだ採用人事のポジションを募集されていますか？」と確認したら以下のメッセージが返ってきました。
繰り返しですが転職意欲ゼロだったので「知人が・・・」と正直に返したところ「永田さんも興味があればぜひ！！」と返信がありました（笑）
当時SHEの意義を肌で感じており興味を持っていた私はSHEで将来的に人事として働くことは魅力的だとは思っていたのでお話だけでも！というテンションで時間をいただくことにしました。（この時は本当にお話だけでも！！という温度感でした笑）
そして青山のレストランでSHE代表のえりさんと愛理さん、私の3名でランチをすることになりました。繰り返しですが当時副業ということすらもあまり考えていなかったのが正直な気持ちでした。しかし、えりさんと愛理さんの語るSHEの未来や今の課題を聞くうちに「どんな形でもいいからSHEに関わりたい」と心から願っている自分がいました。言葉にすることは難しいですが心からワクワクしたことを今でも鮮明に覚えています。「このチャンスは逃せない。」心がそう叫んでいた気がします。そしてありがたいことに副業での関わりのお話をいただき、その場で関わることを決めました。とても喜んでくださったこと、何より必要としてもらえたことが心から嬉しかったです。残暑もそろそろ衰えかけた9月、SHEでの日々がこうして幕を開けました。
3. 心踊るSHEでの日々
人生は本当に何が起こるかわからない。そう感じながらSHEでの日々がスタートした9月。正直最初は不安もありました。女性の方々が多い会社でキラキラしているように見えていたので、自身がSHEのカルチャーに合うのかという観点は少し心配でした。でもDay1からその心配は一瞬でなくなり、多様性を重んじて違いを強さに変えるというSHEの組織にのめり込みました。個々人のストレングスファインダーなどが全て可視化されており、お互いを受容しありのままでいられる環境でした。本当に心から尊敬できる方々しかいないSHEという場所がいつしか私の人生の一部になり始めていました。
SHEの人事ポリシーの一つである「ワークライフダイバーシティ」
私自身、副業で今まで何社かに関わってきましたがここまでコミットした会社は初めてでした。（80時間/月くらい笑）タスクベースではなく、ミッションベースでお仕事をしていたのでより多くの方を巻き込んで推進する必要がありました。自身にとっても大きな挑戦でしたが、「SHEの皆さんとならできる」という不思議な感覚を抱いていました。SHEは副業や社員関係なく情報を共有する文化があるので、Day1から全く戸惑いなくフルコミットできました。そのおかげもあり、副業ながら多くのことをSHEでチャレンジしてきました。
・エンジニア採用戦略立案
・候補者対応
・スカウト送信
・採用広報のnote執筆（月1本）
・エンジニア採用イベントの企画、運営
・エンジニア資料作成
・選考フローのカスタマイズ
・アトラクトの型化
・見極め基準の策定
・採用オペレーション整理
・締め会準備やたまに司会
etc
えりさんや人事のりこさん、みゆうさん、広報PRのめぐさん、CTOあきらさん始め開発チームのみなさん・・・たくさんの方々の支えがありSHEでの日々を充実させることができました。そして気づけば役員の方々とオフラインで全員と会っていて「ああ、いつかSHEにジョインしているな・・・」と感じ始めるまで時間はかかりませんでした。
こんなにもビジョンに対して全員が熱狂していて、心から尊敬できる素敵な方々しかいない。そして違いを強さに変え多くの心踊る挑戦ができる場所はこの先巡り会えないと感じ始めていました。
ここまで真っ直ぐ想いを伝えてくださり、必要としてくれた場所は初めてでした。愛理さんから「あと何があればSHEに来てくれますか？」と聞かれた私は「何もいりません！」と答え、転職意欲が0の状態からSHEへの正式ジョインを決めることになります。
4. SHEへの正式ジョイン
ここで改めて転職意欲0だった僕がSHEへのジョインを決めた理由を書いてみたいと思います。本当にたくさんあるのですが、大きく分けると以下の3つです。
①ビジョンへの心からの共感
②SHEの人の魅力
③SHEの社会に対する提供価値
①ビジョンへの心からの共感
実際にSHEでは多くの方が「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を作る」というビジョンに共感をして入社をしています。私もその1人です。もともと就活時代から「自分の意思ではなく、他人の決めた正解を生きてる人が多い」ということに課題感を持っていました。当時、学生団体を自ら立ち上げてより早くからキャリアと向き合える機会を作るべく行動していたこともあり、「いつか」再チャレンジしたい気持ちを持っていました。
もっと自分の可能性を信じて、自らの意思で熱狂して未来に挑戦し続ける人が増えれば社会や日本は必ず元気になる。SHEの目指す世界と自身の実現したい世界の重なりを見つけたとき心が震えました。この場所なら歴史を変えていけると確信しました。
②SHEの人の魅力
やはり「誰と未来を目指すのか？」は私自身とても大切にする軸でした。SHEの人の魅力は意思決定をした大きな理由です。
・全員がビジョンに熱狂している
・本当に愛のあるコミュニケーションがオンラインオフライン関係なく浸透している
・ジェンダーに関係なく多様性を尊重しそれぞれの個性を認め、違いを強さに変えている
・お互いに思ったことをきちんと言えるカルチャー
・ビジョンの実現にはまずSHEで働く自分自身がビジョンを体現していくという力強さ
自分自身が大事にしていきたい考え方や働き方、理想とするチームがSHEでした。本当にSHEに関わってくださっている方全員が大好きですし、「この方々となら歴史を変えていける。どんなことがあっても頑張れる。」と確信をしました。
③SHEの社会に対する提供価値
少し前のパートで述べた内容と重なりますが、私がSHEの受講生の方と面談させていただいた時に「SHEを通して人生が変わった。やりたいことが見つかった。」という声を直接聞きSHEがこれからの社会に提供していく価値の大きさを感じたことが3つ目の理由です。
SHEが日本の国力を上げるインフラになる。そして個人の価値観、生き方すらも変化してていく。そんなSHEの未来や提供価値を肌で感じ、歴史を作る当事者になりたいと思いました。（以下、IVS LAUNCHPAD 2021 NASUでのえりさんの発表資料の一部）
▼ IVS LAUNCHPADアーカイブはこちら
SHE CEO福田のプレゼンは1:34:07付近からです。
副業期間でSHEのカルチャーを肌で感じ、間違いないと思っていたのでSHEに正式ジョインしてからはギャップはありませんでした。ただ自分にとっての大きな変化がありました。それは自身の最高価値※が「熱狂の先導」であることに気づけたことです。
※最高価値・・・自分がやりたいと思うことに対する熱狂を生み出す源泉となるもの
▼最高価値についてはこちらの記事をご覧ください！
もともと人を巻き込んで推進することは得意なタイプではあったのですが、「なぜ？」の部分が言語化できていませんでした。感謝を人に伝えることで周りの人からポジティブに見られ、巻き込んでいけているんだと自己解釈をしていたのですが、それは違っていました。
私はただひたすらに多様な方々と熱狂して生きる瞬間瞬間を生み出し続けることにワクワクを感じ、そんな世界を見続けたかったのだと気づいてからは自身の最高価値にピュアに向き合い続けるようになりました。（前提、人に感謝をしっかり伝えることはこれからも大事にし続けます！）
過去何度か「自分の心にわがままになっていいよ」と言われたこともあって、その時はそれが何を指してるのか分からなかったのですが、SHEに入って気づくことができました。
正式ジョインしてからもたくさんの「熱狂できる瞬間を先導する」ことにワクワクを感じて走り続ける日々です。私自身もまたSHEに出会って新しい自分、そして熱狂できる瞬間と出会えた1人なのです。
2月にSHE Value Shareにも選出いただきました！
SHE Value Share・・・Valueの体現者を全社に紹介し、Vision体現を目指すことを目的とした人事制度
5. SHEで成し遂げたいこと
まずは現在担っている採用を通してSHEの歴史を変え、ビジョン実現に貢献していきたいと強く思っています。経営や事業をする上で採用は最重要です。同時に私がSHEの採用を担う重要性や意義も感じています。マーケットから見えているSHEの認知をよりよく変えていきたいと思っています。
私も当時SHEを自身の色眼鏡で見ていました。「男性は採用していないのではないか？女性が多いので少し心配」そんなある種の無意識バイアスを感じ働く場所として見ていなかった私がSHEに出会って人生が変わりました。だからこそもっと伝えていきたい。
冒頭にお伝えしましたが、SHEは多様性を尊重し違いを認め合う強く優しい組織です。違いを強さに変え、たくさんの挑戦をし続けるチームです。
時間はかかるかもしれないけれど、SHEの採用の責任を担う1人の人間として色々な形で伝えていくことが社会を変えることにつながると信じています。
またもっとSHEの採用を前面に出してたくさんの最高の仲間が集まる場所にしたいです。
そして歴史を変える採用を実現し、社会を変えていきます。
SHEの皆さんとなら成し遂げることができると確信しているので、これからを楽しみにしていてください！
6. 未来の仲間へのメッセージ
まずSHEに触れてみていただきたいです。少しでも違和感があれば行動してみてほしいと思っています。バイアスがあっても大歓迎です。それを取り除き、ありのままのSHEを知ってもらうのが私の役目です。よく聞く言葉かもしれませんが、行動すれば見える景色が変わります。
自分自身もSHEで働くイメージは持っていませんでしたが、違和感もあったのでまずは会ってみました。そして今、SHEという場所で熱狂して日々楽しく人生を過ごしています。自分で一次情報に触れにいったことで自分の知らないSHEの世界を知りました。
外から見るSHEと中から見るSHEの違いを是非知っていただきたいなと強く思っています。伝える機会をいただけるならいつでもどこでも飛んでいきます。
まずは少しの違和感を見逃さず素直に、心の従うままに動いてみる。私自身もこれから大事にしていきます。
SHEには手前味噌ながら本当に素敵な方々ばかりが集まっています。未来の自分を重ね合わせることができる方々と共に挑戦したい！という方は是非SHEに触れてみてください。
まだまだ課題もたくさんあります。ただ未来は明るいです。一緒に未来を作ってくださる方との出会いに心を踊らせ、私も走っていきます！SHEに少しでも興味を持っていただいた方は是非お話しましょう！
この先の物語は、皆さまと一緒に作っていければ幸せです！
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