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2024/6/24週|丸くなるな、星になれ。

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丸くなってはいないか?という問いに直面

さて、今週のタイトルの『丸くなるな、星になれ。』というのはサッポロさんの黒ラベルのブランドメッセージで、秋山晶さんのコピーで、個人的にとても好きなコピーです。

自分はどちらかというとジェネラリストタイプなのかもしれないとここ数年自己認識をしていたり、ジェネラルに幅広い職能やマネジメント、調整の役割を担うことが多くなってきています。

そんな中でも "星" になることを目指すべきなのですが、最近コンビニでこのコピーが印字されたサッポロ黒ラベルの缶を見た時に、
(…あれ、知らず知らず丸くなってはいないか、、?)
という問いを突きつけられた感覚に覆われました。。

ジェネラリストであれば、ジェネラリストとして尖りをもたらせるような存在になるべきである(それが星になるということ)が、しかし今の自分はそうなのだろうか、という悩みを持ちながら、生きています。笑
*自分にとっての丸さとは、強みが曖昧で人から見た時のラベルがよくわからない状態であります。

また渋沢栄一さんも『論語と算盤』の中で同じようなことを下記の一節で言っています。

人間はいかに人格が円満でも、どこかに角がなければならない。古い歌にもあるように、あまり円いとかえって転びやすくなるのだ。
(中略)
人には、年寄りだとか若いとかに関係なく、誰でもわたしのように「これだけは譲れない」というところがぜひあって欲しいものである。そうでないと、人の一生というものが、まったく生き甲斐のないものになってしまう。人の品性は円満に発達した方がよいといっても、あまり円満になりすぎると、 「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」と『論語』(先進篇)で孔子がいっているように、人としてまったく品位がなくなってしまう。

渋沢栄一. 現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書) (p.45). 筑摩書房. Kindle 版.

丸い(円い)とかえって転びやすくなるというのは示唆に富んだ表現ではないでしょうか、、?

そんなこんなで、最近直面している問いを紹介してみました。
結果としてやり切った後にはジェネラリストとしてでも特徴が発達している、というポジティブサプライズはあるのかもしれませんが、プロセスの途上においても自問自答しながら努力投入を厚くやっていかねば、いずれにせよ尖った星に離れないと思うので気合を入れてがんばります。

📓この記事について

株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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