この原稿を書ける幸せ
これまで、自分が何本記事を書いたか、ということはあまり気にしてこなかったのですが、2021年に初めて、執筆した記事の数を数えてみました。
2021年はインタビュー記事が43本、コピーライティング100本以上。
関わってくださったすべての方に、改めて感謝です。
年末まで仕事をしながら、「この原稿を書ける幸せ」を噛み締めていました。たくさんの方が、大切な思いを共有してくださったこと、本当に有り難いです。
仕事にかける姿勢、失ってしまった人の思い出、静かな決意、思い悩んだ日々…その人にとってかけがえのない記憶を、話していただきました。その場に立ち会えたこと、そして文字にする機会をいただけたことを、とても嬉しく思います。
大切な感情を受け取ったのだから、精一杯書くことで、受け取った責任を果たしたいと思うのです。
今までもずっと、自分に書く力がある、と思えたことはありません。
いつも不安と戦っています。でも続ける中で、感謝の言葉や嬉しい言葉をもらうことがあって、その欠片を拾い集めて糧にして、何とか書いています。
たぶんこれからも、何年続けても「私は書ける!」とは思えないような気がしています。とても切実に、もっと書く力を付けたいと思っているけれど。いつもどこかで自分の力を疑いながら、でも少しずつ、以前より進歩したと思えるように、書く力を付けていきたい。
今年もたくさんの人に出会い、ひたすら聞き、ひたすら書くことを続けていきたいです。そして「自分が本当に書きたいもの」と向き合えるように、自分から動きたいと思います。
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