音楽って

何なのかしら。
芸術 夢 仕事 宗教 呪術 医療…
何につけても祈りにも近いような感情移入をすることと一種の表現方法。
リズムがあってメロディーがあってハーモニーがあればそれは音楽。

なんて畏まった話は置いておいて。

無いととても殺風景。
音楽は風景にもなるから。
あの時に聴いたあの曲を
時が経ってから聴いても
感覚ではなく映像として
その風景を呼び起こす力がある。
どうしても蘇る忘れられない音と景色が
たくさんあるんだよなぁ。
一瞬で時を戻すような音が。

歌詞が響くのはもちろんなんだけど
テンポの刻み方とか際立つ楽器とか
それによって全然 感じ方が違うから
忘れられない音楽とか
風景を呼び起こす音楽はきっと
もっと本能的なところで
身体に染み付くんだと思う。
心音だったり、吐息だったり
人が生み出している音とリンクしてくるような。

カラオケでテンポとかキーを操作すると
違和感を感じるのはそんな作用もあるのかな、
知らんけど(笑)

幼い頃から人並みに音楽に触れては居たけれど
生活の一部(ただし聴く専門) みたいになるのはここ数年。
何をしてても頭の中を巡る音楽があるし、
朝起きた瞬間に自然に流れ出す音楽があって
それを思い起こしながら洗濯物を干すのがほぼ日課。
そうなったきっかけは、いろいろなライブに行くようになってから。

生で音の振動を感じると違うんだ、やっぱり。
身体にひびいた音は振動としてインプットされる。
それが外的に物理的に感じた振動によって
近いテンポの曲を思い出したりすること、無いのかな？意識とは別のところで。
…なんて考えたりしている。
音楽療法があるくらいだから、きっと何かの作用が互いに働くはずだ。

なんか面白いから研究論文でも探してこよう。

それとは別に 感じる音楽 にももっと出会いに行こう。