【~連載~静岡の歴史を学ぼう106】Satta mountain Pass Part 1 さった峠 パート1
※この記事は「静岡移住計画Facebook」に掲載しております。
天気のいい日に行きたい場所。前回の日本平夢テラス同様、ここから見る富士山は格別です。
Satta mountain Pass Part 1
さった峠 パート1
Satta Pass is located in Shimizu Ward, Shizuoka city.
さった峠は静岡市清水区にあります。
It was notorious as one of the most dangerous parts of the Tokaido route because it was so steep and narrow that travelers had a difficult time crossing it.
さった峠は東海道の中でも悪名高い場所の一つとして有名でした。道が大変急で細く、旅人にとっての難所でした。
However, the picturesque location is the same as the Edo period.
しかし絵のように美しい景色は江戸時代と同じです。
This location was depicted in an Ukiyoe work by a famous Ukiyoe artist, Utagawa Hiroshige.
この場所は有名な浮世絵画家である歌川広重の作品に描かれています。
Even nowadays, we can view the same Mt.Fuji drawn in Hiroshige’s ukiyoe work, in the same direction, and in the same angle.
今でも、広重の作品に描かれたのと同じ富士山を、同じ方向、同じ角度で見ることができます。
Originally, there was no path in this place.
もともと、この場所に道はありませんでした。
Travelers had to walk along the sea shore when the tide went out.
旅人たちは潮が引いた時、海岸を歩かねばなりませんでした。
The cliff was so steep that the road could not be made till the beginning of the Edo period.
崖はたいそう急だったので、江戸時代の初めまで道を作ることができませんでした。
However, there was a big reason why the road through Satta Pass was developed.
しかしさった峠を通る道を作らねばならない大きい理由があったのでした。
参考資料:薩埵峠と東海道の 「今」 「昔」 をたどってみよう - 静岡市
薩埵峠案内板
さった峠 :提供 静岡市
歌川広重「東海道五十三次 由井 薩埵嶺」
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