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今回は「スクールや講座で教わらないWebデザインの現場目線の考え方とは」シリーズの第三弾です。デザイン思考の5ステップの3〜4、概念化と試作についてのお話となります。
概念化ではそれまでのステップで定義したコンセプトに則して、できるだけ沢山のアイディアを生み出す必要があります。
そして試作に関しては、Webデザインの場合は主にデザインカンプの作成(場合によっては少し詳細なワイヤーフレーム)を指します。

沢山のパターンを試していますか。

デザインが上手な人は色々なパターンを試行錯誤しながらより良いものを見出して仕上げています。一つのものに対して時間をかけて考え抜きます。それがいわゆるこだわりです。
もし色々なパターンが思い浮かばないとしたら、まだ表現の勉強が足りない可能性があります。
Photoshopではどういう表現ができるのか、Illustratorの機能はどんなものがあるのか?など技術の引き出しは多ければ多い方がアイディアは浮かびやすいと思います。

デザインカンプの提案方法

デザインカンプを作成して提案する際には
・自分が良いと思うもの
・お客さんが良いと思いそうなもの
・ちょっと規格から外れた思い切ったもの

最低限この3つを提案できると良いですね。
徐々にお客さんが求めるものや最終的な目的を達成できるホームページを狙って作れる力がついたら2つに減らしても良いと思いますが、最初のうちは3つくらいでちょうど良い気がします。

デザイン案を3つ作るメリット

デザイン案を3つ作るメリットとしては、下記の通りです。
提案で大外しすることが少なくなる
・相見積もりでも勝てる率が増える
・いずれ単価を上げることができる

提案した際に外してしまう原因として、自分の考えに固執してしまうことがあります。
自分はこう作りたい、こういうのが好きなどというこだわりが内に向きがちなのが多くのデザイナーの基質だと思います。
だからこそつい主観的になってしまうのかな〜と思ったり。
上記の観点で3つ作れば、個人的にあまり好きではないけれどお客さんにはウケるだろうと思えるものを出すことにも抵抗がなくなるのではないかと思います。

デザイン案を作った理由を解説する

これは私もできていない時が多いのですが、どうしてこのデザインになったのか理由を面倒がらずに解説すると良いです。
なぜならデザインを判断する側は素人さんであることが多いからです。
たとえプロが見たとしても本人の意図までは誰も読み取れないので、丁寧に伝えた方が一生懸命さが伝わり印象がよくなります。
口頭で説明する機会がない場合は、文面などで解説すると良いです。

まとめ

何度も提案してみてやっと選ばれやすいデザインができるようになるのは当たり前なので、選ばれなかったとしても落ち込まずに何度もチャレンジする方がいいです。

私もコンペで通らなかったり、選ばれても何度も修正が入って負のループに陥ってしまったことは当然ありましたし、今だってそういう時はありますから。
でも結局はめげずに前向きに選ばれなかった理由を分析して次に活かすことが成長に繋がります。
お互い頑張りましょう!

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