奈良・中野美術館
中野美術館。おおきな池のほとりに、ちいさなギャラリー。
住宅街のみどりの別荘のような。
中野美術館
近鉄・学園前駅は大学と美術館のまち。
青い空と、おおきな家がすらりと並ぶさま。これが高級住宅街なるもの。
大阪の下町に住んでいるわたしには近くて遠いところです。
最寄り駅は……
●近鉄・学園前駅…徒歩約8分
大阪難波駅から奈良方面。
近鉄電車に乗って30分ほど。
学園前駅は、近鉄オーナー創設の「松柏美術館」「大和文華館」があります。
中野美術館は大和文華館のもうすこし奥。歩ける距離てす。二館セットでどうぞ。
まわりには、おおきな池・蛙股池があり景観もよいところです。
まわりを、松の木が立っています。濃淡のみどり色が目にやさしい。
◆中野美術館に行くまえに……
まず、スマホで検索してください。割引があります!
わたしは大和文華館のあとに、近いからと、そのまま行きました。
帰宅後に、画面提示で100円引きと知ったのです……
詳しくは中野美術館サイトをどうぞ。
いつも「行き当たりばったり」の わたし。美術館に行くのも。
ものごとは、準備八割。下調べ・予習がだいじ。
また、やってしまいました。
個人のコレクション
家のほとり、威圧感がないお家。建物が一階建てだからでしょうか。美術館というよりは別荘みたいです。
「ちょっと普通すぎるお家だな……」
入館後この気もちは、ひっくりかえるのですが。
奈良県出身・林業家の創設。
「凡そ個人のコレクション」
昭和59年オープンしました。
風景がアート
受付で入館料を払います。靴を脱ぐよう案内があり、靴箱へ。
「ちょっと普通すぎるお家だな……」
またうかぶフレーズ。
そしてひっくりかえるのです!
頭上の照明器具と青空。一階建てと思っていたお家は地下にお部屋があるのです。
みどりの大池が……蛙股池が……!
思わず階段を下りる足が震えます。
「ちょっと普通すぎるお家だな……」なんて2度も思って、すみませんでした。
腰を抜かしたり、転げないよう、ご注意ください。
椅子にすわって、景色をどうぞ。
無音の館内。さわやかで心地よい風がふいてきます。
この池の向こうに大和文華館。
他の美術館のパンフレットもあります。
建築・たてもののことは素人なので詳しい解説はできません。わかりません。
池に面して地下に作品の展示・ギャラリーをつくるとは。創造のせかいを想像するのみです。
地下の展覧会
蛙股池がひろがるスペースは、踊り場になっていて、さらに階段を下ります。
◆中野美術館の室内は撮影できますが、展示作品は撮影不可です。
近代美術の日本画・洋画・彫刻など、おちついた空間で。
みどり色で目を休めながら。
地下の展示室から、現実への階段を上がる。
階段にも池や新緑が写っています。
建物のうしろの景色。
お金では買えない自然の作品。
にんげんとして価値のあるのは何だろう
たてものが、ささやいた。
いつも こころに うるおいを
水分補給もわすれずに
最後までお読みくださり、
ありがとうございます
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?