天上のバレエ・地上のダンス(66)年内最終レッスン
趣味のバレエ・ダンス日記を、とりとめもなく書いています。バレエレッスンも年内最終日になりました。
(1296文字)
小・中学校の終業式
「きょうは終業式」
あるママさんがつぶやく。
レッスン前の更衣室。みな早い目にきて年末年始の予定など雑談していて、突然の「終業式」発言にビックリ。
聞くと、さいきんの学校は、
①午前中は授業
②給食
③午後に終業式、下校。 だそうだ。
「給食を出してくれるの、ありがたい」
それだけ働く保護者が増えているのだ。
(あくまでも、しぶんの感覚です。このスタイルは、大阪市だけかもしれません。他の自治体は、この限りではありません。)
私のとき「終業式」は12月24日。終業式だけで下校した記憶、娘のときもそう。
「お昼を用意しないと……」みなレッスンが終わると大急ぎで帰宅したものでした。
平成時代は、天皇誕生日が12月23日で祝日。飛び石の冬休みになったり、親子でバタバタと冬休み突入。
令和になってさらに学校もコンパクトになったのですね。
「わたしたち、カレンダー通りで、土曜も半ドン(半日授業)」
「祝日と土・日が重なっても、そのまんま、振り替えもナシ」
「成人の日は1月15日、体育の日は10月10日。固定だったわよねぇ……。」
昭和生まれは、学校行く日が多かったのです。
和気あいあいと、手足をうごかすより、おしゃべりが多め。年内最後のレッスン終了。健康増進の楽しい「大人美容のクラス」は、いつもこんな感じです。
発表会参加もあり
やる気のある人や、頑張っている人は、先生から発表会へ出てくださいと声がかかります。
「美容クラス」から「初級クラス」に移籍するひとも、レッスンを増やしたり各自の責任で。
年に一度の発表会、子どもの生徒が、とてもすくなくなりました。学校の入卒の節目にバレエをやめたり、親の転勤などでも子どもはスクールから去ってゆくのです……。
ただでさえ、趣味的要素の多いバレエは、真っ先に切り捨てられるもの。子どもの習い事は進学塾などシフトします。
それで発表会になると参加人数か不足して、舞台がスカスカに。全幕バレエなぞは、とてもできません。先生のお知り合いのゲストにきてもらったりします。
過疎地の学校のように発表会はすぐ終わってしまいます。苦肉の策として、大人の生徒にも舞台へ立つチャンスが、ゴロンと転がってきます。かつては大人クラスは「添えもの」だったのですが……。
大人の習い事のこれから
習い事事情も、いろいろ変わりました。これからはマダムやシニアの発表会が主流になるかもしれません。
年内最後のレッスン日。
お稽古場の大掃除も、みんなで軽やかに。みんなでやると早いもの。
「今年一年、ケガしなくてよかった。」
中高年は、これにつきる。
レッスンできるだけでも、ありがたい。
通常レッスンは終了。
スクールには単発で一回づつ受講できる「オープンクラス」がまだあった。
すこしでもレッスンしよう。
まだカラダはうごく。
参加することにした。
先生や家族に感謝しながら……。
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。
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