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大阪・1000円以下のパフェ(8)ベイク&ペコさん

 パフェのおねだん、850円・950円。最初っから1000円以下の値段設定。つい何度も行ってしまう甘いトラップ。だんだんグレードの高いパフェへ、気づけば沼に。


Bake&Peko(ベイクアンドペコ)さん

2023年4/26 天王寺open

SNS映え・色とりどりの食材と豊かな色彩。元気が出るイチゴのレッドカラー。
Bake&Pekoさんは、2023年4月26日に大阪・梅田から天王寺のショッピングセンターに移転してきたカフェです。

Bake & Pekoさん
(ベイクアンドペコ)
大阪市天王寺区悲田院町
天王寺ミオ6F
11:00~20:00 

●もより駅は……
・JR各線・天王寺駅…直結
・Osaka Metro(大阪メトロ)谷町線・御堂筋線・天王寺駅…徒歩約5分

天王寺ミオは、JR天王寺駅・直結のショッピングセンター。不定期で、お休みがあります。




かわいさあまって戦略的

まずはBake &Pekoさんの、おおきな看板を見てください。
目をひく「贅沢メロンパフェ」と、まわりをかこむスタイル抜群、うるわしいパフェ。

「大人の」と、おおきな文字で入っています。迷わず食べていいのです!
パフェを注文するのに、恥ずかしさは無用。
「大人の」ある時と、ない時。コトバは、不思議なチカラを持ちますね。まずは「大人の」パフェから。

この看板のおおきさ。すっかり食品サンプルより写真の時代になりました。こちらの看板には「大人の」とはついていません。


贅沢チョコレートパフェと、モンスターシェイクパフェは1000円を越えます。

最初に「大人の」パフェを。
つぎは「贅沢」、つぎは「シェイク」パフェ……。
だんだんと高価格に。うまいこと考えてますね。感心しました。

メニューの切り口もたくさん。ワッフルやフレンチトーストなど。メニューもいろいろ。
では「大人の」パフェをいただきます。

おおきな看板が壁がわり?


大人のチョコベリーパフェ

大人のチョコベリーパフェ850円

頭が「独眼竜……」「ダイターン……」いや、三日月のチョコレートのティアラ。

赤いのは梅干しではありません。イチゴのシロップ漬けです。
内容充実のパフェ。まるいチョコアイス・イチゴアイス。

グラスの底に細かい「さいころイチゴとブルーベリーのフローズン」。下から冷え冷えです。


ウエハースのかわりは、うすいクッキー。昨今のパフェの定番の脇役・ブラウニーも入っています。

実物はボリュームがあります。これで850円とは、うれしいかぎりです。「大人の」ご褒美かもしれませんね。

春のイチゴをシロップ漬けにしたり、サイコロ状フローズンにしたり。
通年商品としての工夫が感じられます。



大人のメロンパフェ

大人のメロンパフェ950円

おもしろいフォルム。グリーンのさわやかなセミのような。
三日月は定番の飾り、触覚のようです。網目メロンの羽。
食べられるお花・エディブルフラワーがおメメのようです。宇宙人にも見えます。

メロンのアイスはどんなお味か?本物のメロンが、これだけおおきいと、フレッシュ感が出てうれしい。


逆に生メロンがアイスの甘さに負けてしまうと悲劇。ウリかキュウリのお味になることも考えられます。


むかし食べた、まるいメロン容器のアイス、シャーベットだったかしら。けっこう甘かった記憶。一抹の不安。
お皿が出てきたので、パフェ分解。

メロンのアイスと思って食べたら、メロンのシャーベット。かなり、甘さをおさえています。メロンジュースを凍らせたのかも。
ギリギリ生メロンのほうが甘いです。ウリかキュウリは回避。

そして、グラスの底の部分。グラノーラと杏仁豆腐でした。
バニラアイスだと、お味が濃くてメロンをスミに追いやりますね。
杏仁豆腐が正解かも。以外です。

何等分だろう

メロンパフェは、メロンの糖度・個体差によります。メロンも夏バテしてしているかもしれません。

メロンパフェにかぎっては、野口英世先生を三人以上お連れしてのフルーツ専門店のメロンパフェ。
もしくはスーパーのカットメロンのみを食すほうが、いいかもしれません。
失礼いたしました。個人の感想です。
Bake &Peko さんの名誉挽回。さいごは、イチオシパフェです。



リンゴ コンポートパフェ

リンゴ コンポートバフェ950円

見た目は桃ですが、リンゴです。桃1個まるごとパフェは、ふつうに見かけますが、あえてのリンゴ。黄桃でも白桃でもない、何色でしょうか?


コンポートとは、砂糖煮。シロップやワイン、スパイス入りのものまである。最初に出たイチゴと同じ保存食。
これは、リンゴコンポート1個を使ったパフェ。ドライフルーツの宝石がキラリ。
うすぎり生リンゴの扇をひろげて。
キレイな姿ですね。まずは分解します。

イタリアンパセリ
ドライフルーツ・グラノーラ

もちろん、お皿も出てきます。
ちょっとクリームまみれで失礼します。

まるまる1個ですね、リンゴのコンポート。食感は、歯ごたえ残して「シャク、シャク」と。
しいていえば洋梨のようです。
リンゴのおいしいコンポート。

こちらも、生リンゴが夏バテで元気がなかったようです。夏のフルーツ・パフェ化のむずかしさよ。
そんななかで、リンゴのコンポートパフェは満足です。

リンゴの下は、カスタードクリーム・グラノーラ・リンゴシロップ・杏仁豆腐。

今回は、杏仁豆腐がよく登場しました。
フルーツと合わせるパフェの場合。クリームは、ヨーグルトに代えると酸っぱすぎ。アイスクリームは乳脂肪でフルーツの風味を弱めてしまうし……。


杏仁豆腐は、アンズの仁 (種) の粉から作ります。おなじみの、白い菱形の寒天・缶詰フルーツ・シロップの冷たいスイーツ。
なるほど、フルーツと相性がいいわけです。


ささまざまな素材とのコラボ。
1000円以下のパフェも勉強になります。


パフェと夏の終わり。



毎週月曜日は
「コーヒー・喫茶店」の日


いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに

さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。


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