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『ブギウギ』セット公開・大阪放送局に行ってきました(4)おでん屋台

おでんの屋台。むかしからある移動式販売。あったあった。仕事がえりは、ふらっと赤ちょうちん。
だれもが本音をついポロリ。
ドラマでは定番、いま廃番?
(1068文字)



『ブギウギ』セット公開

NHK朝ドラ『ブギウギ』もいよいよ終盤。放送終了を惜しむかのような、アツいスタジオセットが公開されていました。

NHK大阪放送局
大阪市中央区大手前
1階アトリウム
ご注意・3月17日で終了しました


屋台のセット

おでん屋台

明るい時間におでんの屋台。なんとなく、しっくりきませんね。屋台は、やはり夜がにあいます。

遠くからでも風情ある

主人公と友だちが、ないしょ話。
おでん屋台はワンポイントの出番です。普段はあまりじっくりと見れません。


最近は夜のまちに屋台は出なくなりましたね。「サラリーマンのちょっと一杯」哀愁ただよう人生のシーンとして効果的に使われるセットです。


いまはサラリーマンと言わず「ビジネスパーソン」の時代。屋台ふうの飲み屋さんもたくさんありますし、屋台そのものが、めずらしくなりました。

丸イスに座ってパチリ



脇役ながら重要

移動式販売、いまは軽トラが主流です。
焼きいも・パン・生花・とうふ・コーヒー・お弁当・灯油など。


おでんとラーメンは夜の屋台が、にあいますね。仕事終わりに、すこしだけ。オンからオフへの切り替わりの暖簾をくぐる。

それは、ひとりだったり、友だちとふたりだったり。また会社の上司が部下を連れて……。ドラマなどでは効果的に屋台が出てきます。


スイッチがオフになると……。
「これからどうしよう」などと今後の不安やグチがすこしずつ。
おちょこの手が迷っています。


湯気がふわり。屋台の屋根と赤ちょうちん。
夜のしじまを背景に屋台の大将が静かにお酒を出しているのです。
(なんて贅沢)

どこのドラマでも屋台の大将の役者さんも存在感ありますね。
ドラマでは屋台はすこししか出ないのにとても印象にのこります。


屋台シーンの、このすこしの時間に、ぽろりと本音。いや屋台だから言えるのかもしれません。ドラマでも現実でも。
 屋台は名脇役にして重要セット。


現実は?

それにしても『ブギウギ』屋台の時代は戦前。劇中で独身の女の子ふたりが仕事帰りに行くところ?
夜の屋台で、ちびりちびり……。
どうなんだろうと思いましたが、職業婦人がすくない時代。いまよりストレスは多かったのでは。



戦時色が強くなり物資も不足。
おでんの材料がなくなりました。

屋台シーンは、それっきり。


屋台は平和の象徴ですから。



毎週日曜日は
「自由テーマ」の日

いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに

さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。

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