『ブギウギ』セット公開・大阪放送局に行ってきました(4)おでん屋台
おでんの屋台。むかしからある移動式販売。あったあった。仕事がえりは、ふらっと赤ちょうちん。
だれもが本音をついポロリ。
ドラマでは定番、いま廃番?
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『ブギウギ』セット公開
NHK朝ドラ『ブギウギ』もいよいよ終盤。放送終了を惜しむかのような、アツいスタジオセットが公開されていました。
屋台のセット
明るい時間におでんの屋台。なんとなく、しっくりきませんね。屋台は、やはり夜がにあいます。
主人公と友だちが、ないしょ話。
おでん屋台はワンポイントの出番です。普段はあまりじっくりと見れません。
最近は夜のまちに屋台は出なくなりましたね。「サラリーマンのちょっと一杯」哀愁ただよう人生のシーンとして効果的に使われるセットです。
いまはサラリーマンと言わず「ビジネスパーソン」の時代。屋台ふうの飲み屋さんもたくさんありますし、屋台そのものが、めずらしくなりました。
脇役ながら重要
移動式販売、いまは軽トラが主流です。
焼きいも・パン・生花・とうふ・コーヒー・お弁当・灯油など。
おでんとラーメンは夜の屋台が、にあいますね。仕事終わりに、すこしだけ。オンからオフへの切り替わりの暖簾をくぐる。
それは、ひとりだったり、友だちとふたりだったり。また会社の上司が部下を連れて……。ドラマなどでは効果的に屋台が出てきます。
スイッチがオフになると……。
「これからどうしよう」などと今後の不安やグチがすこしずつ。
おちょこの手が迷っています。
湯気がふわり。屋台の屋根と赤ちょうちん。
夜のしじまを背景に屋台の大将が静かにお酒を出しているのです。
(なんて贅沢)
どこのドラマでも屋台の大将の役者さんも存在感ありますね。
ドラマでは屋台はすこししか出ないのにとても印象にのこります。
屋台シーンの、このすこしの時間に、ぽろりと本音。いや屋台だから言えるのかもしれません。ドラマでも現実でも。
屋台は名脇役にして重要セット。
現実は?
それにしても『ブギウギ』屋台の時代は戦前。劇中で独身の女の子ふたりが仕事帰りに行くところ?
夜の屋台で、ちびりちびり……。
どうなんだろうと思いましたが、職業婦人がすくない時代。いまよりストレスは多かったのでは。
戦時色が強くなり物資も不足。
おでんの材料がなくなりました。
屋台シーンは、それっきり。
屋台は平和の象徴ですから。
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。
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