こどもがしつこい理由を科学的に紐解く
こどもって何度言っても同じことしますよね。
なんで何度言っても同じことをするんだろう…
私の言い方、伝え方が悪いのかな?
私の対応が悪いのかな?
もっと厳しくした方がいい?
…と悩んだことはありませんか?
私はあります!
まずはこれを読んでください
こんな経験はありませんか?
こどもに「それはやめてね」と言ってことをなかなかやめない時、やめるように伝える。けど、やめない。
ちょっときつめに注意をする。
こども、やめる。
気付いたら、また同じことをやっている。
またやめるように言う。
なかなかやめない。
さっきよりもきつめに注意する。
こども、やめる。
気付いたら、また同じことをやっている。
この体験したことのないママはいないんじゃないかな?
こどもって何度言っても、同じこと繰り返しますよね^^;
何で同じことをするの?
こどもが同じことを繰り返す理由は、大きく3つあります。
①やりたい気持ちを我慢できない
②自分をコントロールできない
③ほぼ無意識に気がついたらやっている
①②の場合は、やってはいけないと、こども自身が分かっていることもあります。が、自分の気持ちを抑えきれない、我慢できない、コントールできずに…やってしまうのですね
③の場合は、気が付いたら「あれ?またやっちゃってた」という状態。
この3つのパターン全て、脳が原因しています。
感情コントールは脳の働き
感情は心の働きだと思っている人が多いのですが、感情は脳の働きです。
…というか、心は脳にあるんですね^^
他人の気持ちの理解ができるのも
他人の痛みを自分の痛みのように感じるのも
これ、すなわち脳の働き!
脳って一つの塊ですが、場所によってできることが違います。
でね、感情コントールは「言葉」で注意してもできるようにならないんです
言葉でいっても効果なし
ここからは、脳の働きを育てる、という視点でお話をします。
こどもに言葉で言い聞かせをするのは、脳に対して言葉のアプローチをしている状態なので、言葉の力は育ちますが、感情コントールの力は育ちません。
感情コントールの力を育てるには、別のアプローチが必要だからです。
もっとこう言えばよかったかな…とかはあんまり関係なくて、目くそ鼻くそ、どっちもどっち、という感じ(だから、あまり気にしなくて大丈夫、ということ^^)
感情コントールを育てるには…
感情コントールを育てるには、叱ることが有効。
注意じゃないです。
ちゃんと、叱る。
叱り方としては、ズバリ、こどものエネルギーを制するエネルギーで対応すること。
叱るといっても、いろんな叱り方がありますが、ポイントは、叱る側の方がこどもよりもエネルギーで上に立つことが絶対条件です。
叱り方をよく聞かれるのですが、一番大事なポイントは、相手になめられないこと。なめさせないこと。なんです。
これくらいやっても大丈夫。
これくらい言っても許される。
それがあるから、やめないし、注意をされても何度も同じことをしてしまうんです。
こどもが発しているエネルギーを上回ってあげることが大事なんです。
人間関係を考えてみると分かると思います。
大声を出したり、乱暴なことをしなくても、相手を威圧する雰囲気やエネルギーを纏っている人っていますよね?こわくない人でも。
親子関係において、安心して甘えられる関係であることと、一線を越えることなく、どこかのタイミングでこどもが自分で引ける関係性をつくっておくことは、こどもが暴走しそうになった時のストッパーとして(自制の役割として)も大切なことです。
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ブログ作者
山﨑静香/ママの学校校長
こどもの教育に関わり23年目
ハピネス脳子育て講座開催
脳がよころぶ、待たせる・我慢させる・叱る子育て
ABEMA TV にて ひろゆき氏と討論(2020年12月)
【実績】
ママの学校4期終了(卒業生44名)
ママの学校主宰オンライン無料勉強会100名満席
企業とのコラボ講演会50名満席など
私が正しい親バカ論を発信するきっかけになった、こちらの記事をぜひ読んでみてください!
AMEBA TV出演「幼児教育、何すればいいの?」がテーマの回に、幼児教育研究家として出演しました^^
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