急に“大人の春休み”がやってきた…

ついに?
出勤停止命令が出てしまった。3/31から約2週間。
休業補償出るので外出自粛してください、と。そうは言っても何割かは言われていないし、そもそもがギリギリ生活できるかどうかの給料なので、雇い止めに合わなかっただけマシ、程度である。

お金の心配もあるのだが、ここまで長い休みって学生以来だし、単発のバイトを入れるのもいいけど(そもそもがフリーターなので良くも悪くもそこらへんは柔軟…)、すごく迷ったけれど、この機会に素直に外出自粛して、普段できないことをやってみようと思った。このご時世、仕事があったらあったで生命の危機をさらす、なかったらなかったで生活がマジで困窮する、両極端のリスクがある。

とりあえず私は、この自粛期間を「大人の春休み」作戦とすることにした。

具体的には、こうやって書こう書こうと思って後回しにしていたブログを書いたりとか、PCスキルの勉強とか(2年前に買った参考書がそのまま)、ちょっと英語を勉強したりだとか(英語の参考書は今まで何冊ムダにしたことか)、サブスクで映画やドラマを見たりだとか。そして、ストレスフリーな状態で、食生活を整えたかった。

でも急なヒマができると、やっぱりなんか不安になって、無性にバイトでも入れたくなった。
なんでだろう?

まわりは、普通に仕事している人も多い。普通通りに朝の通勤電車で出勤している人、テレワークでがっつり仕事している人、厳しい状況の中でもフリーランスで普段通りの仕事量を取ってきている人・・・。
でも、そんな、周りに対してのうしろめたさだけじゃないと気付いた。

「忙しい」が言い訳として使えなくなったからだ。

ブログ更新、勉強、部屋の掃除、ダイエット・・・
うまくいかなかったとき、「まあ最近忙しかったし」「あの用事が入っちゃったし」「思ってたより仕事で疲れちゃったし」・・・そんな理由で、「今日ぐらい休もう」「今日じゃなくても」って、週末やろうと思っていたこと、平日の空き時間でやろうと思っていたこと、全部後回しにしてきた。

もう、都合のいい言い訳がなくなってしまった。
私は少々引きこもり生活したところで、ストレスのたまるようなタイプではない。日常生活の中で「忙しい」「疲れる」要素が何もなくなってしまった。自分で決めた勉強がはかどらなくても、食生活が乱れて太っても、全部自分の自己管理能力のせいだ(そもそもある程度の自己管理能力がある人は忙しくてもちゃんと自己管理できるのだが…)。時間はたっぷりある。

そんなこんなで、予期せぬ発見をしてしまった「大人の春休み」は「自分と向き合う時間」として幕を開けた。


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