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イギリス旅記録#2(ウェールズの自然大満喫!編)

GWに9泊11日でイギリスを旅した様子を、時系列で記しています。
今回は2日目、北ウェールズをレンタカーで周った記録です。


イングリッシュブレックファースト

ホテルの迷路のような通路を迷いながら朝食会場へ。

ここの朝食はおいしいと評判だったので楽しみにしていましたが、期待通り。伝統的なイングリッシュブレックファーストですが、ひとつひとつが美味しい。

特筆すべきはベーコンの肉厚さ。
ウェルシュバターの濃厚さもいい。買って帰りたいくらい。

20年前ノイローゼになりかけたイギリスの食事の印象が、徐々に和らいでいく感じがしました。

スノードン登山鉄道

2日目は楽しみにしていたスノードンへ。
スノードン山はスコットランドを除いてイングランド&ウェールズで一番高い山(標高1,000Mほど)で、4月は山頂までは行けないのですが手前の800Mくらいまで登山鉄道で登れます。

とても人気なのでチケットはWebで事前購入が必要なのですが、山ゆえに天候がコロコロ変わるそう。なのに払い戻し不可。

とりあえず悪天候でないことを祈っていましたが、なんのその。快晴です!

現地で当日チケットに引き換える必要があるので出発30分前に到着。
カウンターのマダム「山頂は冷えるからね!防寒してね!トイレないからね!」
大丈夫、このためにウルトラライトダウン2つ持ってきましたから。

ちなみにこの日の気温は10度くらい。
天気予報では山頂は1-2度となっています。

往復2時間半ほどの乗車です。
はじめは羊がのどかに放牧された風景が広がっていましたが、標高があがるにつれて高山の風景に。

ずっと草食べてる羊たち
歩いて登る人たち
どこか四国カルストを彷彿とさせるような…

折り返し地点の停車場で30分の休憩があります。
800Mからの風景は圧巻でした!
はるばる日本から来てよかった。

しかしまぁいいお天気。風すっごい強いけど。
私たちの乗った電車
山頂へ続く道

山頂へと歩いていく人々を見送りながら、電車で下っていきます。
ちなみにこのチケットはOneWayとReturnがあって、上りは電車に乗って下りは歩いて戻ることもできます。私たちの乗った電車も、帰りは乗客が2/3ほどに減っていました。

カナーヴォン城

登山鉄道から30分ほどで、次の目的地「カナーヴォン城」に到着。
チャールズ国王が皇太子時代にプリンスオブウェールズの称号を与えられた叙任式の場所。Netflixドラマ「The Crown」でも実際にここでロケが行われていて、聖地巡礼として外せない場所でした。

1969年叙任式の様子

さかのぼればエドワード1世がウェールズの反逆心を抑えるために、懐妊中の王妃を呼びつけてこの城で産ませて「ウェールズのプリンスだ!」と主張したとか…

暗くて冷たい通路

カナーヴォン城も海辺に建つ素晴らしいお城なんですが、城の裏手に遊園地みたいなのがあって、ずっとパリピな音楽がガンガン鳴っていたのがおもしろかったです。
あとでGoogleMapを見直してもそんなものはなくて、期間限定の移動遊園地だったんだろうか…?うるさかったなぁ笑

ウェールズ屈指のドライブルートへ

そもそも、なぜイギリスで車なんて借りたのか?
それはイギリスの谷を走りたかったから!!

ずっとこの007の光景が焼き付いていて、こういうところを走ってみたいなぁと思っていました。(実際のロケ地はスコットランドだそう)

いくつかある中で、ちょうど移動ルートにあるA5に決めました。
景色のすばらしさはGoogleストリートビューを見るだけで感動しますが
実際はもっともっと壮大でした。

あぁこの景色が見たかった!
車のCMにありそう

お天気もピーカンじゃないくて曇りなのがいい!(贅沢)
イメージは007なのです。

湖周りを散策できます

A5沿いにあるかわいいカフェ【Ty Hyll】に立ち寄って休憩。
ugly house(醜い家)と呼ばれる石造りのコテージで、こんな田舎なのにめっちゃGoogle口コミある笑

イギリスに来て初めてのスコーン。ほろほろでおいしい。
クロテッドクリームもたっぷり!日本で買うと高いのよねぇ。固めだけどあっさりしていて美味でした。

スランゴレンのB&B

今日の宿はスランゴレンの【The Views Bed and Breakfast】というB&Bです。
この日の宿泊客は私と妹のみでした。

素敵な窓があるお部屋
こんな家住みたーい!

Booking.comで見たとおりのかわいいお部屋。清潔かつ家具、壁紙、置物全てこだわってる感じがしてとてもよかったです。

#3につづきます

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