見出し画像

始めて将棋会館に行った時の事件

こんばんは!清井めしべです。
今日ついにエアコン18度に対し室温30度という大台を達成しました。
雨が降らない限り外に出る気はありませんが、冷蔵庫の中身があと卵しかなく、兵糧攻めにあっています。

さて、知り合いがこんな猛暑にもかかわらず将棋道場に行ったという体験談を綴っておりましたので、それで思い出した初めて将棋会館へ行った時のエピソードを書きたいと思います!

Case1 初手は『ごあいさつ』

初めて将棋会館(以下道場)へ行くと棋力の目安になるものを尋ねられました。自分はそのころウォーズ初段になったばかりだったので、初段で申告しました。
自分は面と向かって他人と将棋指すこと自体が初めてだったのでめちゃくちゃ緊張していました。
そして初めてのマッチング...

受付「清井さん相手が決まりましたので受付までお越しください」
スタスタ...
受付「それではこちらの方と対局をお願いします。」
少年「(ペコ)」
ここで会釈を返しておけばよかったのですが、なぜかパニクった私は...

清井「こんにちは!清井めしべと言います!!よろしくお願いします!!」

迫真フルネーム自己紹介に場は硬直。なんやコイツ感。無視して去る少年。固まる私。
将棋会館に地獄のような時が流れました。

対局も負けました。


Case2 盤外戦術

初戦ボコボコにされての2戦目。
反省を生かして挨拶は会釈ですまし席に着きました。
そして駒を並べ終えて「お願いします」と頭を下げた時...

おじさん「いやいやw逆だよ」

え?と思って顔をあげると盤上を左右に指さすおじさん。
自分の盤面を見てみると...

飛車角が逆でした。

ネット将棋で育った身なので、盤駒を触ったことがほとんどなく、初期配置を並べた回数も両手で数えるほどでした。それにしてもまさかウォーズ初段にもなって初期配置を間違えるとは...。無念です。

もう精神はズタボロ...と思いきや、盤外戦術(?)が効いたのか対局は勝ちました。


Case3 封印されし者の右腕

私は部分的な両利き(?)です。
文字とお箸という2大利き手でやるものに関しては右手なのですが、シールを張る(いつ張るんだ)、ペットボトルのふたを開ける、定期をピッとする、マイクを持つ、スマホを触る...などは左手です。時計は右腕につけます。右手で左腕に時計つけられないからです。文字めっちゃんこ汚いですし、お箸もそんなに上手ではないので、左利きだということに両親が気付かずに、右手でそれらを教えてしまったからなのではないかと考察しています。

さて、道場の話に戻りますが、この日私は左手で将棋を指していました。先述の通り駒に触ったことがほとんどないので、ヒカルの碁みたいに親指と人差し指でつまんで動かしたり、人差し指一本でス-ッ...と動かしたりしていました。

さて、少年と対局していた時のことです。
対局中に少年が突然駒をめちゃくちゃ叩きつけて着手してきました。
ふんどしの桂(両取り)でした。
何もなければこちらが不利ですが、ここでうまい逃げ方を思いついたと同時に、相手の着手の仕方を見て悪いことを思いつきました。

私は前かがみになっていた姿勢を正し、まず一つ深呼吸
次におもむろに時計を外し...。
右手の親指、中指、人差し指で駒を掴んで、プロみたいに格好良く着手!!

しようとしたとき、人差し指と中指に持ち変えるときに駒が落下。
少年のほうめがけて飛んでいきました。
駒はそのまま机の下まで転がり落ち、少年が拾ってくれました。

しかし、結局別にいい手でもなくて、あまりにも恥ずかしすぎたのでそのあとすぐに投げました。
慣れないことをしてはいけませんね。


おわりに

将棋は、対面であるというだけでネットとは違う部分がめちゃくちゃあります。
変なことが起こります。起こします。

変な気は起こさず、普段通りに指しましょう!!


(これ以来、売店までは行っても道場には入っていません......)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?