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民泊の始め方 転貸借契約編

どうもゴリラ不動産です。
前回は民泊の始め方 物件調査編をお送りしました。

今回の最大課題は、市街化調整区域内での民泊を始めることが出来るかである。普段不動産の仕事をしていても触ることがない「市街化調整区域」である。いろいろな制限があり民泊を始められるか微妙なところである。

民泊を始めるにあたり転貸借可能か?

そもそも賃貸物件で民泊をする場合、貸主の転貸承諾がカギとなる。
つまり、貸主が転貸承諾しない限り、その物件で民泊はOPENすることが出来ないのである。
では、どうやって民泊の転貸借の許可を取るのだろうか。
正解は、そのまま直球勝負である。
民泊というビジネスを説明して、Airbnbという仕組みを説明して、懸念点、不安点を1つ1つ解消していくしか方法はない。
 これは、貸主に直接説明することもあれば、管理会社に説明することもある。それと同時に、内装の工事をすることも事前に承諾を得るのである。
特に消防設備などの工事が発生するため、こちらも事前に許可をとる必要がある。

転貸承諾書の例

今回は、幸い貸主様も管理会社も「面白いじゃん!」ということで、事前に許可を得ることが出来た。
特に説明をする際に、既にAirbnbで民泊事業をしていると強い。
事例として、リスティングを見せることが出来るので、使われるイメージが想像がしやすいのである。

いざ!民泊物件を申し込む

ということで、「物件調査」と「貸主の転貸承諾」をクリアしたので、申込書を管理会社へ送付する。
保証会社の審査も問題なく進んだため、すぐに契約手続きとなった。
初期費用等の振込を終えて、契約日に調印を行った。そして鍵の引き渡しが行われた。
 この時は、自分の中のボルテージもMAXである。色々やるぞ!という気持ちが溢れ出ている。季節は初夏だったと思う。
人間は、ピークを迎えると、不思議とトーンダウンする。
僕もそうである。契約をピークになぜか、時が止まった。

民泊オープンまでやること

  • 内装工事の内容を決めて、工事業者に発注をする

  • 消防署と事前協議を行い、消防設備工事を行い、適合通知書を取得する

  • 家具やベッドなどを揃える

  • 住宅宿泊事業届出書を作成する

  • 保健所の申請書類を提出して届出番号取得

  • Airbnbリスティング用の写真撮影

  • Airbnbリスティング作成

という流れである。
契約で燃え尽き症候群を発症した僕は、この作業を遅延に次ぐ遅延である。
なぜなら、工事業者が見つからないから。
何社か現場見積を依頼したが、見積すら出なかったこともある。
付き合いのない新規の工事は、施工業者を見つけるのが大変難しい。
気が付けば、季節は秋になり、家賃をただ垂れ流すだけであった。

本当にOPEN出来るのだろうか?と心がモヤモヤしている。



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