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徳とは何か

教育ファシリテーション研究所主催の講義を受講させていただいております🙏
第1回目、ギリギリ見逃し配信最後まで見れました〜😂

めっちゃよかった✨
少しだけシェアします。
徳とは何か
徳を積むとは
その後どうなるのか
という感じで教えていただきました。

徳を積むとはどういう行為のことを言うのか、3つ教えていただきました。
布施する、戒を守る、瞑想修行をする
徳を積むことをパーリ語でどう言うのか?無茶振りでTwitterで法友さんに聞いてみたところ、丁寧にお調べいただいたり、他の法友さんにも調べていただいたり、本当に感謝🙏🙇‍♀️
そして、プラユキ先生にPuññākiriyā-vatthu 3 を教えていただきました。
パユットー師の仏教辞典で調べてみました。

‪[88] 三福業事 (Puññākiriyā-vatthu 3: bases of meritorious action; grounds for accomplishing merit): 福徳を積む立脚点。 善を行うこと、善を行う原理、善を行う方法。‬

‪1. 施福業事 (Dāna-maya puññākiriyā-vatthu:meritorious action consisting in giving or generosity): 物を布施して福徳を積む。‬

‪2. 戒福業事 (Sila-maya puññākiriyā-vatthu meritorious action consisting in observing the precepts or moral behaviour): 戒を守る、 または規律のある行為で福徳を積む。

‪3. 修類福業事 (Bhāvanā maya puññākiriyā-vatthu: meritorious action consisting‬
‪in mental development) 修習して福徳を積む。 すなわち心を修習して慧を増進すること。‬

‪(第8巻長部波梨篇、 等誦経297頁; 第21巻増支部八集129-31頁 第8巻如是語経302-3頁)‬
ポー・オー・パユットー 仏教辞典《仏法篇》

徳を積むとは、
善を行うことなんですね。

徳って、ちょっとわかりにくい表現ではないでしょうか。

得でもなければ特でもないんです🫢

徳の高い人、徳のある人、などと言いますが。。

徳とは、「幸せ」ということのある一つの名前。

徳がある、は、幸せがある、ということ。

多くの人が思う幸せな人は、お金があることや地位があること、物質的に豊かな人のことだと思われがちですが、、お金があろうがなかろうが、幸せがある人は、徳がある、ということ。
たぶん、心に幸せがある人なんだろうけど、、この幸せも難しい言葉ですよね😂
私たちが普段思っている、多くの人が思っている幸せは本当の幸せではないかもですね。
私が感じる心に幸せがある感じは、、
安穏であること、安楽であること、落ち着いていること、慈しみの心であること、このような感じかなあ。。

上記にこうあります。

「福徳を積む立脚点。」

面白い表現ですが、的を得てるなあ。。
幸せの土台ということです。

立脚点の3つが、

布施すること

戒を守ること

修行すること

質問の一つに、「一つじゃダメなんでしょうか?三つ必要なのか?」という感じのものがありました。

そう、一つでは善きことをしているにも関わらず苦しみが増えてしまうことがあると。
三つは補い合っているのだということ。

布施だけをする人

戒だけを守る人

修行だけする人

うん、なるほどですね。そんな感じします。。

そして仏教の核心部分でもある。

悪しきことをせず(戒)善きことをして(布施)心を清らかにすること(修行)

これって、仏教徒の本来の立ち位置ですよね🙏😊

本当、3つは補い合ってるなって。
苦しみが生じた時に、3つを思い起こしてみると、どこか足りないところが見えてくることもあるかなあ?なんて、思いましたね😊

ほんの一部をご紹介する形の私の所感でした😊🙏

そしてここからも感想。

仏法は、学べ(修習)ば学ぶほどに、自分の愚かさや無知さ加減が知らされます。
私たちは普段、目に見えやすい、感じやすい、欲や怒りに翻弄されがちなんですけど、その大元は真実を知らないこと(無知)から発生するんですよね。

この真実を知らない、ということ。

実際には気づきにくいことなのですが、知識としてだけでも知っていると、欲や怒りが生じているということは、真実を知らないということなんだと、理解できると思います。
そして、欲や怒りがだんだん少なくなっていくと、見にくかった無知が、見えやすくなってくる、と私はこのように感じているのですが。
皆様はどうでしょうか。

生きとし生けるものが幸せでありますように

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