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Honey Heartthrobという曲

振り返り、という程でもないですがやったことを文字として表すのも自分の為になるなぁと常々思うようになってきたので若干プロジェクト晒しに近い形で書いてみます。


2024/01/12 に新曲公開しました

今回の曲はこちら

https://twitter.com/shiz_define/status/1745777816455790810

経緯

前作、ドキドキ💕Heartbeatに近い曲
もしくは続編、シリーズみたいなものを作りたいな
って思ったのが切欠です。

コラボしました(プロジェクト晒し)
[youthUKさんと]ドキドキ💕トキメキ[コラボした話]

前作はこちら

制作開始

ドラフトみたいなものは既にあって(Xで晒した)
それをフル尺として完成させようという所からの開始でした。

ある程度全体像みたいなものはあったので
ざーっとメロディを打ち込んでリハモして
メロディとコードだけのパートを打ち込んでから
シンセとか色々お化粧をさせていった形になります。

コード進行

転調についてはいつも通りというかもう癖になってます。
というかアレンジで色々施しを加えられる技術もセンスもないので
どうしてもこういった転調に頼ってしまう所があります…

今回はサビメロにあたる部分で複数パターンリハモしたので
そこは個人的に「よく頑張った!」みたいな 自己満ポイントですw
※最近気付いたんですが6を使うこと、案外あるみたいです。
 イメージとしてはF6=Dm7みたいな認識と使い方が混在してますが…

■Plog(Key:G) ※初っ端のふわふわしてる所
| G D/F# | Em7 D | CM7 D | G Bm D |
| Em7 D#aug | D6 A/C# | C D | Dsus4/G G |

■Aメロ(Key:D)
| D | C#mb5 F#7 | Bm7 | Am7 D7 |
| GM7 A/G | F#m7 Bm | E | Asus4 A |
| D | C#mb5 F#7 | Bm7 | Am7 D7 |
| GM7 A/G | F#m7 Bm | E | Asus4 A E |

■Bメロ(Key:C#m)
| AM7 | B | G#m | C#m |
| AM7 B | G#m C#m | F#m G#m | A B |
| Absus4 Ab | Bbsus4 Bb |

■サビ1(Key:Gb)
| BM7 Db | Bbm7 Ebm | Abm7 Db | E6 Gb Gb/Bb |
| BM7 Db | Bb7/D Ebm Gb/Bb | Abm7 Db | Gbsus4 Gb |

■サビ2(Key:G) ※間奏、アウトロもこれ
| CM7 D | Bm7 Em | Am7 D | F6 G G/B |
| CM7 D | B7/D# Em G/B | Am7 D | Gsus4 G |

■サビ3(Key:Ebm) ※中盤にあるちょっと静かめなサビの所
| Ebm7 Db | Bbm7 Ebm7 | B Db | Dbm7 Gb Db/F |
| Ebm7 Daug | Db6 Ab/C | Abm7 Db | Gbsus4 Gb |

個人的な苦労というか試行錯誤ポイントはサビ前2小節の
| Absus4 Ab | Bbsus4 Bb | なところでした。
どうやったらサビへの導入が面白くなるかなー とか
どうやったらキラキラとかワクワクっぽい感じになるかなー とか
コードだけに限らずどういうフレーズでシンセ鳴らそうかなー とか
ここを色々試してる時はニヤニヤしながらウンウン唸ってましたw

作詞

苦労はしたけど、今回は足バタバタさせなかった!成長した!!!

タイトル

ドキドキ💕Heartbeatを意識したものにしたくて、
前提として「xxx Heartxxxx」という定型は持つ方向で
各翻訳サイトや英語辞書と戦ってました。
そしてHoney Heartthrobに。

プロジェクト像

全体感

えっと、、、めっちゃ縦に長いですが晒します。
コレ見せられても良くわからないかもしれませんが。。。

ながーい

トラック数

FL Studioってミキサーのトラックが125までなんです。
今回始めて使い切りました!!!!!🎉
というか125じゃ足りないよーって思いながら作業してたんですが
よくよく考えるとFL Studio自体が
こういう使い方(上手く表現できない)は想定されてなくて
Patcherとかを駆使してねっていうものかなって思いました。

PCが悲鳴

メモリ32GB積んでいようと、第4世代のCore i 5という化石CPUなので
さすがにプチプチしちゃって作業にもならなかったので
重たい音源は基本バウンスして波形化してます。
バウンスは基本的にDryで録りたい派なのでトラック数問題の内の1つは
バウンス専用トラックをキープしていたという要因も。

ただ、今回多めにバウンスして気付いたんですが
なるべくこういう風に波形化したほうが良いなって思う所があって。
MIDIだけだと思った以上に不要なリリースが残ってたりして
ここでバツっと切ったら全体がスッキリした!とか
ここの変な残響・共鳴問題解決した!って事がありました。
あと意外にというかやっぱりこれアタックタイミング遅れてるよねっていう部分が視覚化されたので「あぁなるほどこれだわ!!」と
また新たに何かピースがハマった感じがありました。
問題点はストレージ容量がgjhlkhcxkl
全トラック波形に変えてやりなおしたら
もうちょっとクオリティ上がるかもとか淡い期待も持ちました。

ギター

そういったCPU問題もあってRecもちょっと面倒でした。
レイテンシーが超気になっちゃうのもあって
必要最低限なリズム楽器だけ鳴らして録音するけど
それでも聴いてみたら変にズレちゃってたり
そもそも自分がミスってたりと簡単なバッキングにも関わらず
リテイク地獄うぇえええええ。
自前のサウンドフォント作ろうかなって思っちゃう事あります。

RECに関しては
マルチエフェクターで音作りしたWetなものと
エフェクト全パスしたDryなものとで気分でお試し挑戦してます。

ボーカル

プロジェクト画像にある通り、こんな構成です。
■夏色花梨
・メイン(サビ、サビ以外)
・メイン上ハモx2(ダブリング的な左ch用、右ch用)
・メイン下ハモx2(ダブリング的な左ch用、右ch用)
・イントロアウトロの英語のとこ
・イントロアウトロ上ハモx1(Effectで左右チラシダブリング)
・イントロアウトロ下ハモx1(Effectで左右チラシダブリング)
■Mai
・各ハモリ(超うっすら補助用)
・イントロアウトロ各パート(超うっすら補助用)

前作でもやりましたがMaiの発音してる帯域が
いい具合に厚みを出してくれるので
ギリギリ聴こえないくらいのバランスで本当にうっすら鳴らしてます。
メイン主旋律はMaiなしでDelay、Reverbとかの空間系で
色々あれこれ試して見る感じに挑戦していて
個人的に欲しい帯域を何かいい具合に出るように試しました。

シンセリード

上記の画像じゃまったくそんな気配ないですが
主体とする音に対して3つのレイヤーを重ねてます。
キラキラした高音系、アタック強めな中高系、
ややモワモワした中低系といった感じです。

パッド

Padが好きというかフワーっとした音とか
コード感を出したりとかを出すのが好きっていうのもありますが
ギター、パッドなしのデモ段階だと中音が全くないスカスカなサウンドだったのでパッドを複数種類使ってます。
これとギターを入れたお陰で多少スカスカ感は和らいだかなって思います。

使ったプラグインたち

も、どうせならというか、やっぱり晒さないとですよね。
いつもどおりOzone使えないマンです。。。
何か参考になれば、というか是非色々調べてみてください!

エフェクトは基本買ってないです。配布ものばっか。
どう使ってるの?とかも理論・セオリー無視してますがざくっとお話できます。
大分曖昧な日本語になるとは思うけど…

さて

あとなんかあったっけ・・・

何か聴いてみたい事があればですが

自分なんかでよければ開けっぴろげに隠さず話すので聞いてください!

あ、要望がありました。

先日ちょっとした所で
このプロジェクトを晒してお話する機会もあったのですが
自分のやったことをこういう形で言語化なりするのって
結構次に繋がる糧になって重要だなって思いました。

なので、もっと皆さんのプロジェクト解説を見たいです。
是非よろしくお願い致します。

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