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簡易セルフキャリアドックを開催してみた vol.5 自分の価値観を探る演習

私は今回キャリア・アンカーを使いましたけど、セルフキャリアドックのWILLの言語化、自分の価値観を探る演習って難しいですよね。

最初はMBTIができたら良いなあって思ってたんですよね。
価値観だけでなくても盛り上がるしね。
ただ、あれは本当はちゃんとした資格者がいないと判定(?)できないし、MBTI演習だけでめちゃくちゃ時間がかかって、セルフキャリアドック全体を半日で終わらせようなんて思っていた私には使えなかった・・・。

でも、もし使えたらどんなふうに使えるのかなあと夢想したりします。
タイプごとにどんなことに価値を置くか、何を重要とするかって言うことがわかれば良いんだもんね。

例えばー、今ちょっとガイドを見てみると、
「INFPは、思いやりがあり面倒見が良い」って書いてある。
そうすると、この人は一人で仕事するには向かないんじゃない?定年後を考えたら、そういう面倒見のいい自分を発揮できる活動について考えてみたらいいんじゃない?とか。
そういうふうに使えるんじゃないのかなーと思ったりする。

でもさー、私はINTJなんだけど、だとすると難しいな。
「洞察に力を発揮し、独自の枠組みを作り上げる」って、定年後に何の役に立つんじゃ?
ま、「とりとめのない社交的な会話に自ら関わることに労力を感じる方です」から、人脈作りのイベントには参加できないなーってことは言えるよね。知ってたけど。いや、まずINTJでよくキャリコンやろうと思ったよね・・・。

閑話休題

MBTI以外だとどういう演習が考えられるんだろう。

MBTI資格者に怒られるけど、16 personalitiesも使えなくもない。
でもちゃんとした理論があるわけでもないし、資格者がいるわけでもないから、ライフキャリアプランを考える中で、WILLの言語化としてふさわしいかというと、どうかなあ。私がもっとコミュニケーション論とか心理学に長けた人だったらまだしも、ただの人事マンですし。

つらつらとブログとかyoutubeとか見てたら、両学長さんと言う方が提唱している「価値観MAP」って言うものに辿り着きました。

要はマインドマップを使って、自分にとっての幸せとか大切にしているものとか書き出していこうって言うものですね。
テンプレとして幾つかの質問を用意してあげて、参加者はそれに答えていく。
一度書き込んだ後、家族にツッコミを入れてもらって色々書き出していくみたいですね。
これも面白そう。
あー、でも企業内でやるとしたらマインドマップのソフト入れられないから、手書きしかないなあ。

あと、これを曼荼羅チャートで作るっていうのも聞いたことあるなあ。

そもそもは目標達成のために作成するものだけど、例えば中央に「幸せな老後」とか書いて、「幸せな老後とは自分にとって具体的には何?」みたいな感じで自分を分解していくみたいな。

いやー、でもまあ難しいよね。自分の中にある言葉を捻り出してくるって。キャリア・アンカーとかMBTI みたいに幾つかの設問を選ぶとすでに言語化されているリストが出てくるみたいなものは、やっぱり便利だから使われるんだな。

これまでの長い社会人人生の中で、何人かの同僚にマインドマップを紹介してあげたんだけど、マインドマップも描ける人と描けない人、両極端に分かれるね。
頭の中に整頓されない情報が山のようにあって、それをマインドマップに書き出すだけで整理され、スッキリしたーって言う人もいるし
マインドマップは描けない、箇条書きリストにしかできない人もいる。
もう鉛筆持って固まって、何も書き出せない人もいる。
頭の良さとか学歴とかとはリンクしないのよ。その人なりの情報の持ち方、処理の仕方なのよね。

かくも難しいですよ。WILLを探る演習というのは。
私も今後この簡易セルフキャリアドックを続けていくならば、WILLを探る演習についてもっと調査研究しないといけないなと思っています。






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