【毒親からの脱出作戦】上京して1年。しんどい親の元から離れて感じたこころの変化。
2023年の1月に東京に来てから1年。
「とにかくしんどい状態を変えたい」
そんな一心で、半ば強行した上京でした。
ネガティブな動悸からの上京でしたが、この1年で得られたもの・学んだもの、出会えた人たちのありがたさ。私にとっては本当に温かいものばかりだったので、ここで書かせてください。
自分の足で踏み出してみた一人暮らし。社会ってこんなにあったかいんだなと感じられた1年でした。
上京する前の私の状態ってこんな感じだった
まずは上京する前の私の状態から、さくっと振り返ってみます。
私の家は、たぶん「機能不全家族」。
母はヒステリー気味+アダルト・チルドレン。
父親はコミュニケーションが超絶下手(母曰く「あいつはアスペルガー持ち」)。
こんな両親のもとで、一人っ子の私は育ちました。
基本父は仕事で家にほぼいなかったので、自然と母親の影響を受けやすい環境。
こんな環境で育った私の状況前の価値観は
ざっとこんな感じでした。
自分が生きるために、自分を守るために編み出した防御方法はこんな感じ。
自分の思考をやめて、考えを持つことを放棄する
相手の顔を色をみて、起きる最悪に備える
自分は価値がないと思い込むことで、否定された時に備える
ひょえぇ…しんどい笑
上京してから出会った人々はこんな感じだった
そんな思いで始まった上京生活。こんな感じの人たちとお会いしました。
下北沢のスナックのママ
下北沢のブログ仲間
感じることを大切に創作活動をする脚本・演出家
下北沢の劇場の主(あるじ)と深い関係を持っている飲み屋のおじさん
静岡で地域に根ざした演劇活動を頑張っている劇団の方々
韓国の小劇場で劇場運営をしている人
韓国の大学で演劇を教えている先生
札幌で20年くらい劇団運営をしている脚本・演出家さん
などなど。
主に演劇とブログ関係でお会いした方ばかりです。日常生活じゃ会えない人たちに出会って色々お話をさせてもらう中で、自然と普段の考え方だったり、自分に向き合う時のスタンスも変わっていきました。(ちなみにどうやって出会いを探していったかと言うと、全部X経由のものばかりです。SNSすごい。)
どう変わった?
めちゃくちゃシンプルに「私っていてもいいんだ」と思えるようになった。
今まで否定されることしか知らなかったために、私は否定される存在、だとずっと思っていました。でも、思い切って環境を変えてみたら、そんなことなかった。
純粋に私のことを見て「面白いね」「頑張ってるんだね〜」って話してくれる人が増えました。あと、人間って面白いなって思えるようになりました。
これが一番大きな収穫。
なんでこんな息をして、ご飯を食べて、生存活動をしているだけで、こんなにしんどい思いをしないといけないのかと感じ続けていました。でも、しんどい思いをしながらも、生きようとしがみついていたり(私もそう。まだ死にたくない)、人からよく思われたくて頑張ったのに空振りしてしまって、全力で凹み倒したり。
めちゃくちゃ愛おしいやん?
結果、いろんな人にお会いして、話して、いろんな考えがどんどん自分の中で広がって行って。今までよりも、自分を認めたり、受け入れられるようになりました。
モヤっとした時に、なんでこんなにモヤモヤしてるんやろう?って書き出してみたり。あ〜自分で自分を労われてなかったんだな、優しくできてなかったんだな、って思えるようになった。
すぐに自分を信じられなくても、「面白いやん」「頑張ってるやん」って言ってくれる周りの人をまずは信じてみよう、そんな小さな、でも私にとっては大きな変化の一歩をがあった1年でした。
生きるための逃げはあり。毒親から逃げられないなら、5分だけでも逃げて。
私の1人暮らしのきっかけは、「毒親な親から逃げたいから」でした。
それで、自分の足で、知っている人がいない土地で生活をしてみたら、自分なりに変わることができました。
さすがに自分で家を出るには、お金がないと厳しい部分もあります。でも、5分だけなら逃げられるはず。120円を握りしめていたら、マックでSサイズのジュースは飲めます。だったら、それを買ってお店でただぼーっとしているだけでもありだと思います。
しんどい思いをしていると、正直他の選択肢なんてあっても気づけません。だからもし、読んでいるあなたがしんどい思いをしているなら。
まずは120円持って、今すぐマクドナルドに言ってジュースを買って、30分ぼーっとしてください。
何もしなくてもいいです。とにかく、ジュースを買ってぼーっとしているだけで大丈夫です。
1人でも多くの人が、しんどい世界から、息をしやすい状態になれますように!
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