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モノが自ら身を引く時

•私は割とモノを持たない主義です。
こんまりさんのときめく片付け方を実践して、たまに不要なもの手放して、ミニマリスト寄りだと思います。

•モノが少なくなって、1つのモノと向き合う時間や熱量が増えたからか、あることに気づきました。

•「モノって自分の寿命や、"今"持ち主に自分が必要なのか知ってるのではないか」

•特に洋服でそれを思いました。

•まず、1つめ。
私にとって必要だから長持ちしてくれてるブラウス。

そのブラウスは、3,4年前にメルカリで購入したジルスチュアートのものです。

スリーブレスで白のコットン、繊細なレースが胸元、そでに施されて、胸元には結ぶタイプのリボンが付いています。

少し透け感があって、着ると妖精みたいになれます。

*余裕あったら写真載せます!*

はじめてジルスチュアートのブラウスを買ったのですが、手元に届いて見た瞬間、その可愛さにキュンキュンしました!

その後、同じトキメキを求めてジルスチュアートのブラウスを何着か買ったのですが、やはりこの最初に買ったブラウスが1番。
ずっと大切に手元に残しています。

何年も前のデザインなので、外出用にするには少し抵抗があり、タンスにしまってたまに取り出しては眺めていました。

最近『思い切って部屋着にしよう!』と思い、部屋で着ています。

このまま着ずに置いておいたら、きっとこの先ずっとキレイなままだろうけど、この服を着れる年齢はいつまでなんだろ…どうせだったらたくさん着よう。
と思った次第です。

•そんなこんなで、運命の一着と呼べるブラウスを部屋着として着てるのですが、これがなぜか痛む気配がない!!!

洗濯機でわりとガンガン洗ってても、生地はキレイなままだし、色も白いまま。

どういうことなんでしょう??!!!

ジルスチュアートっていうお高めの服だから生地がしっかりしてる、というのもあるかもしれないけど、洋服の自体のオーラみたいなものを感じます。

『持ち主と私(ブラウス)は運命で繋がってて、まだ必要なものだぞ』みたいな。

ブラウスが言ってる気がする。

•逆に、お役目終了のお洋服もあります。

こちらもメルカリで買ったワンピース。

ベージュに黒のドット。透けるようなシフォン素材のロングワンピース。
袖は可愛らしいスズランみたいなパフスリーブ。

このワンピースはこの夏、ガンガン着ていました。

たぶんそれなりに似合ってる。

ただ、最近新しい別のワンピースをお迎えして、なんとなく手が伸びなくなっていました。

•髪色を変えて似合いにくくなったこと。
形が少し今の時代には合わないこと。

色んなことが重なって。

•そう思い始めてたら、ワンピースの一部がほつれていました。
生地もちょっとよれてきたかな…?

•もしかしたら、無意識に雑に扱ってしまっていたのかもしれない。
他の服と同じようにネットに入れるし、乾燥機にもかけてないのに。

•こうやって書いてたらワンピースに申し訳なくなってきた。

•今年はそのワンピースにお世話になったけど、そろそろ新しい服を迎えてもいいよ!って言ってくれてるような気がします。

(まだ、そのワンピース処分していない)

•あとは、服じゃないけど、なんとなーく実家から持ってきて使ってたけど、好みじゃないって自覚したティーカップが、持っただけで割れたりとか。

落としたりとかしてなくて、ピシッ!ってヒビ入って真っ二つになった。

•やっぱり、持ち主が感じてることとか、モノへの無意識の扱い方って、伝わってるんだな。
モノにも波動とか、感情に似たものがあるんだな、と思ったりします。

•私ができるのは、今私を支えてくれてるモノを大切にして、身を引いたモノは感謝して手放すってことなのかもしれません。

•ワンピース…今年はありがとう。お世話になりました。


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