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40代、2児の母。映画・本・仏像・ワイン他、好きなこといっぱい。 マガジン『えほんと…

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40代、2児の母。映画・本・仏像・ワイン他、好きなこといっぱい。 マガジン『えほんとほっぺ』では 読み聞かせした絵本の紹介をしております。 年少児〜小学校低学年くらいを対象とした絵本が中心です。 読み聞かせのご参考になれば幸いです。

マガジン

  • えほんとほっぺ

    膝の上に座って絵本を読んでいる子の、斜め後ろから見た、まあるいほっぺ。 字を覚えたばかりの子が、絵本を一生懸命に読む、その真剣なほっぺ。 そんなかわいい情景を思い浮かべてタイトルをつけました。 3歳と7歳の息子たちと一緒に読んだ絵本の紹介と、絵本まわりのあれこれ。お気に入りの絵本やおはなし会で読み聞かせたときの感想など。どうぞ絵本選びのご参考に、お読みいただけたらうれしいです。

最近の記事

貝になる自由

先日、長男(小2)が『たまに貝になってみたいと思うんだよね』と言った。 ちなみに彼は映画『わたしは貝になりたい』については知らない。私も不勉強で詳しくは知らないが、確か戦時中から戦後の実話をもとにした悲しいストーリーだったと記憶している。子どものころに一度テレビで観ただけなので、ストーリーを細かくは思い出せない。 ー さて、長男になぜ貝になりたいのかと聞いてみたら、『おもしろそうだから』とのこと。だってさ、ずっと海の砂に隠れたりして楽しそうだもん、と。 彼は感覚が繊細

    • この脱力感がたまらない!。。。絵本『おひげ おひげ』

      『おひげ おひげ』すずき出版 内田 麟太郎 作 / 西村 敏雄 絵 この表紙ののんびり感、いいですよね~。見ているだけで心がほっこり。読んだらなんだかおもしろい!親子で笑えるユーモア絵本をご紹介します。 おひげというだけで、ちょっとおもしろいねこにも ひげが ありました / おじいさんにも ひげが ありました / ぼくにも ひげが あったら いいなぁ / ゆうくんが そう いうと / あら、あら、あら・・・(本文より引用) 子どもにとって「ひげ」って不思議なものだと思

      • 覚えていますか?はじめて友だちができたときのドキドキを。。。絵本『とん ことり』

        『とん ことり』 福音館書店 筒井 頼子 作 / 林 明子 絵 こちらは『はじめてのおつかい』『あさえとちいさいいもうと』など、数々の名作を生み出している、林明子さんと筒井頼子さんの絵本です。この作品は初めて読んだのですが、最後のシーンで不覚にも涙が・・・。 絵本ってなんて奥が深い世界なのだろう!と改めて感動した作品です。 『とん ことり』って何?題名の『とん ことり』。これって何だと思いますか?私がこの絵本に惹かれた一番の理由は、この題名にあります。 『とん こと

        • 私たちはただ与えられているのだ、どんなときも。

          義理の祖母(94)のお昼ご飯を用意するのが、数か月前から私の役目となっている。と言っても毎日ではなく、ヘルパーさんが来てくれたりデイサービスを利用しているので、私の担当は週に2日程度。家族用に作るお昼ご飯を多めに作って取り分けるくらいで、あまり特別なことはしていないのだが。 祖母は少し認知症の症状があるものの、トイレは自分で行けるし、食事の介助も必要なく、辛いものや堅いものでなければ大抵のものは食べられる。幼児のいる我が家のご飯は、味付けも柔らかさもちょうどいい。 普段、

        貝になる自由

        • この脱力感がたまらない!。。。絵本『おひげ おひげ』

        • 覚えていますか?はじめて友だちができたときのドキドキを。。。絵本『とん ことり』

        • 私たちはただ与えられているのだ、どんなときも。

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        • えほんとほっぺ
          4本

        記事

          こんな猫、初めて(笑)。。。絵本『おなかのかわ』

          『おなかのかわ』福音館書店 瀬田 貞二 再話 / 村山 知義 絵 この表紙で、このタイトル。よく見たら、猫のおなかから兵隊さんが出てきている!?一体どんなお話なんだろう?? 今回ご紹介する絵本は、インパクトがある表紙に惹きつけられて選んだ、この一冊。 ​ 40年以上も愛されている作品今回紹介する絵本『おなかのかわ』、私は初めて読んだのですが、実は1975年に「こどものとも年中版」で発行され、特製版の初版は1977年とのこと。40年以上も愛され、読みつがれてきた絵本な

          こんな猫、初めて(笑)。。。絵本『おなかのかわ』

          平和への願い。。。絵本『クリスマスのものがたり』

          『クリスマスのものがたり』 福音館書店 フェリクス・ボフマン 作 / しょうの こうきち 訳 もうクリスマスはとうに過ぎ、新年もあけて明日は七草粥だというのに、なぜクリスマス?と思われるかもしれませんが、マガジン1回目にご紹介する絵本はこちら。 1月6日は三賢者の日日本ではあまり知られていませんが、本日1月6日は「三賢者の日」なのだそうです(私も初めて知りました)。三賢者の日とは、東方から旅をしてきた3人の博士たちが馬小屋で生まれたイエス・キリストを見つけたという日のこ

          平和への願い。。。絵本『クリスマスのものがたり』

          コーヒーの淹れ方ひとつで

          朝はコーヒーを飲まないとなんだか落ち着かない。 健康のために白湯をすすったりしようと思っても、やっぱりコーヒーでないと調子がでない。 豆や淹れ方にこだわりはなく、普通のスーパーで買える普通の値段のレギュラーコーヒーを、普通のコーヒーメーカーで淹れるだけなのだけど。 それでも朝の一杯は格別で、ほっとすると同時に頭のONスイッチも入る、なくてはならない装置となっている。(余談だけど、朝のコーヒーがまずいときは体調不良のサイン。まったく飲みたくないときは要注意。コーヒーは体調の

          コーヒーの淹れ方ひとつで

          私がnoteを始めた理由

          実をいうと、noteに登録してからもう半年以上経っている。 始めてみたものの何を書いたらいいのかわからなくて、ずっとほったらかしにしていたのだ。(そういう人って結構いるんじゃないかな。) そもそも文章を書くことに対して苦手意識がある。 何となく始めたブログは、何となくみんなの真似をして何となくそれっぽいことを書いていたけど、文章に対しての苦手意識が拭われることはなく、むしろ毎日突きつけられるような感じがして、辛くなってやめてしまった。 子どもの頃は、もっと辛かった。

          私がnoteを始めた理由