33日目。
「ゲイって全員ポジティブだから観てて面白いよね。」
電車の中で聞こえて来た声が私の胸に刺さる。
陰気なゲイがここに1人いるとその人に向かって言いたくなった。
最近「ボーイフレンド」がNetflixで配信されており、
その感想を言い合っていたのだろう。
観たことはないが、ああいう場に出れる人は
確かにポジティブの化身みたいな人たちばかりだろう。
自分に自信があり、やましい事がなく
そして何よりオープンに自分らしく
ありのままに生きているのだから
観ている方も心地良いのだろう。
一方私は同じゲイでもその対極にいる。
自信がなく、やましい事だらけ、
クローズドに隠しながら生きており、
このnoteも失恋から始まっている。
幸せたどり着けやしない。
元彼は「ボーイフレンド」に出てもおかしくないくらいキラキラ輝いている人だった。
私と付き合う事で無理をさせてしまっていた。
体を裂かれるくらいの罪悪感を抱く。
私なんかが幸せを望んでしまったらいけないのだろう。
エンタメにもならない私の日記
誰が見て喜んでくれるのだろうか。
下に見てもらい、元気を与えられてたら
それはそれで良いのかもしれない。
笑い憐れみ飛ばしてくれればありがたい。
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