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RE:LIFEワークショップ ステップ12「3つの自分」とは?

こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。

前回は命のメッセージの例を理屈で解説させていただきました。
今回は私たちの心の中の仕組みについてお話ししていきますね。

私たちには「3つの自分」があるとイメージしてみて下さい。
実際に「3つの自分」がいるのですが、多くの人は3つ目を知らずに一生を終えてしまっています。

まずはその種類を解説していきます。
「3つの自分」とは「体」と「頭」と「命」になります。
それぞれについて説明していきますが、その前に簡単な資料をダウンロードして下さい。
その資料を見ながら読み進めていただくと分かりやすいかと思います。

まずは「体」の自分がいます。
ボディですね。
実際に行動に移す目に見える部分の自分です。

二人目の自分は「頭」の自分がいます。
マインドですね。
感情や思考など目には見えない部分の自分です。

三人目が「命」になります。
魂ですね。
様々な呼び方があります。
心理学では真我やハイヤーセルフなどと呼ばれることもあります。
分かりやすく言うと「本当の自分」と言い換えることもできます。

それぞれの存在している場所が、
〇体⇒地上一階
〇頭⇒地下一階
〇命⇒地下二階

になります。

地上一階は周りからも見える世界です。
他人も見ることのできる部分です。
何を話してどんな行動を取ったのか?
現象として現れている部分です。
表面の自分とも言えます。
そのため存在しているのは地上一階になります。

次に頭は内面的な部分です。
何を考えてそういう行動を起こしたのか?
その時はどんな感情だったのか?
現象としては周りからは見えない内面の部分です。
そのため存在しているのは地下一階になります。

そして、そのより深いところに存在しているのが命になります。
「その様に考えた」ことの要因になります。
「そんな感情になった」理由があるところです。
感情や思考よりも深いところなので地下二階となります。
この部分は潜在意識の部分でもあるので、多くの人はそれらがあることにも気づかずに生きています。

そこに気づかないので、現状を良くするために自分の感情を抑えたりします。
落ち込んでいる時に「ポジティブマインドでいかなきゃ!」などと、無理に頑張ってしまうんですね。
それも感情を抑え込んでいるだけなのでストレスが溜まります。
ストレスの限界を超えると心身に支障をきたす結果となってしまうこともあるんです。

では、この「3つの自分」の関係性の話をしていきます。
この3つの自分の相関関係により、今の現実を作り出しているんですよ。
その解説をしていきますね。

私たちの源は「命」になります。
その「命」から様々なメッセージが送られているんです。
そのメッセージ通りに生きれば、すべては上手くいくのですが・・・・・
残念ながら、多くの人はそのメッセージを遮断してしまっているんです。
その遮断しているのが「思考」になります。
この思考は「そうしなければならない」「そうするべきだ」という「べき・ねば論」になっているのがほとんどです。

分かりやすい例を挙げますね。
まずは「命」から「体」へのメッセージの例です。
体は生きるために栄養を摂取し、不要物を排泄により外に廃棄します。
その廃棄物が体内に溜まり、体に悪影響を及ぼす前に「命」から「体」にメッセージが届きます。
いわゆる「おしっこがしたいよ!」というものです。
そのメッセージを受信して「頭」が手段を考えて行動に移します。
「トイレに行っておしっこをする」という行動です。
そして、廃棄物が無くなったなら再びメッセージが届きます。
「ふう!スッキリした!」という感覚です。

それらの「命からのメッセージ」を体が受信し、思考で遮断されることなく行動に移される。
これがスムーズな現象です。

ところが、これを思考が遮断してしまうことがあるんですよ。
「今はセミナー中なので、トイレに行くと目立ってしまうので我慢しよう」
「商談中にトイレに行くと、失礼だと思われるかもしれないので我慢しよう」
「さっきトイレに行ったところなのに、また行くと恥ずかしいので我慢しよう」
という思考によって遮断されてしまうんです。
まあ、誰にでも経験のあることかと思います。
たまにあるのなら問題はないのですが、これが日常的に起こってしまうと病気のリスクが高くなります。
命が体を守るために、トイレに行くことのできる環境を作り出そうとするのです。
病気にして、セミナーにも行けず、商談に行くこともできず、人と会うこともできない環境にして、スムーズにトイレで排泄できる環境を作り出すんです。
まあ、病気になるということですね。

この例で述べた体の感覚は自覚しやすいと思うのですが、「命」から「頭」へのメッセージは自覚しにくいんですよ。
「命からのメッセージ」は「頭」に対して、行動を促すのですが・・・・・
「頭」は思考をフル回転させメッセージを遮断することが多々あるんですね。

また、「命からのメッセージ」は「体」へ届くメッセージと同様に非言語の感覚です。
ここでは分かりやすく文章で記載しますが、本当は「体」で感じる感覚と同様に、体のどこかで感じている感覚なんです。
それを感じるためにはトレーニングも必要になりますので、今回は分かりやすくその感覚を文章化しておきます。
トレーニングのやり方は、また別の機会に解説しますので。

では、いくつかの例を挙げていきますね。

「命からのメッセージ」
・あの人が好きなのでおつき合いがしたい
   ↓
「メッセージを遮断する思考」
・断られたら恥ずかしい
・断られたら今までの関係性が壊れてしまう
・私なんて相手にされるはずがない

「命からのメッセージ」
・気に入らない上司に言いたいことを言いたい
   ↓
「メッセージを遮断する思考」
・上司にそんなことを言ってはいけない
・言ってしまうと会社にいられなくなるかも
・嫌われていじめられるかもしれない

「命からのメッセージ」
・泣きたい
   ↓
「メッセージを遮断する思考」
・男は泣いてはいけない
・人前で泣いてはいけない
・人に泣き顔を見せるのは恥ずかしい

「命からのメッセージ」
・一日何もせずにゆっくりと休みたい
   ↓
「メッセージを遮断する思考」
・主婦として家事を休むわけにはいかない
・部長として部下に仕事を任せるわけにはいかない
・休むと自分だけ取り残されるかも

「命からのメッセージ」
・逃げ出したい
   ↓
「メッセージを遮断する思考」
・逃げると弱いと思われる
・逃げずに闘わないといけない
・我慢するべき

「命からのメッセージ」
・旅行に行ってリフレッシュしたい
   ↓
「メッセージを遮断する思考」
・会社を休むと白い目で見られそう
・もう少しお金が貯まってから考えよう
・家族が許してくれない

などなど、分かりやすそうなものをいくつか挙げてみました。
心当たりがあったものはありますか。

これらの「命からのメッセージ」を遮断してしまう「思考」ですが・・・・・
その「思考」が作り出されているのが、幼い頃から今までの成長過程で描いたシナリオなんです。
どんなシナリオがあなたの思考を作り出しているのか。
今後はそのあたりもお話ししていきますね。

今回は「命」と「頭」と「体」の関係性を知っていただければと思います。
あなたは「命からのメッセージ」に気づいていましたか?
「命からのメッセージ」を遮断し続けていると、体を壊したりウツになることもあります。
そのメッセージとのつき合い方もありますので安心して下さい。

次回は「3つの自分」に関する具体的なエピソードを紹介していきます。
楽しみにしておいて下さい。

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

RE:LIFEワークショップのご紹介
https://synergy-ark.com/relife/index.html


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