【感想】サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-
今回は漸くこのゲームをできた機会だと言っても過言ではありません。高嶺の花らしいゲームの程度、ずっといつかそれをやりたいなと思っていました。そして、今日は無事に完走できました。文体、ペースもよく書かれていました。読速によって、冗長に感じますが、全然そうではない感じ。さて、次の感想はこれからです。
これからはネタバレ感想となります。ご注意ください!
あらすじ・世界観
あらすじ
このあらすじからすれば、疾うに儚くて、好奇心旺盛で、そんな感情が交錯させました。それでも、SCA-自さんなりの文体、言い回し、多数参照された哲学のも独特で、群を抜きます。
世界観
世界観は弓張市で郊外の雰囲気を持ってます。小さいけど、なぜかシンプルで、温かい気持ちがあります。思い出とか、触れ合いとか、面識とか、重なってる世界観です。
序章〜第二章
序章
初めては草薙健一郎の葬式から始めます。最初にその時点での人々の悲愴な雰囲気を醸し出しながら、なぜか背景、場所自体はその雰囲気を埋め込んでいる気がします。不思議ですね。それでも、その雰囲気が和らいできたのは夏目圭と夏目藍の登場です。世間話とか、草薙健一郎に関する出来事、遺産相続破棄とかを話し合って、睦まじいと同時に、同感しました。たくさんの凛への消息よく述べていました。学園に居る時もです。
本当の始まりは帰郷、弓張学園に編入する御桜凛との再会です。その瞬間はその感情のインパクトを暴いてました。
第一章
この一章は弓張学園に登校することから始まります。その間は鳥谷真琴と出会っていました。美術部を募集していて、お互いにツッコミしていてます。その夏目圭と草薙直哉の犬猿の仲みたいな二人。次に氷川里奈と川内野優美が参加して、最終に、留学しに来たトーマスです。展開は最初だから、まだ特別なことが起こっていないと思います。
第二章
感情的な第三章への大きなインパクトは起こって始まります。明石亘が教会の周りを回って、何かを企てて、教会でのための道具準備をしてました。最初は明石なりの変に考えさせますが、そのための理由が分かるのは深夜になればこそ、教会の壁に遺作を完成させる時でした。夏季中に、無理矢理に描いて、筆を揮っている直哉と明石ですが、ヒーターの熱さと夏季の夏風のせいで、二人とも失神してしまいました。払暁し始めた後に、真琴たちに見つかって、手伝っていました。その後、美術部の皆さんが【櫻達の足跡】を見事に完成させました。
その行為は不法侵入、器物破損などの犯罪に当たるところですが、最後に校長から許してくれました。その無理矢理で、危険に極まりなかって、しかも、法に触れる行為は勿論心配させてしまいましたんです。
第三章
第三章には第一章と第二章の選択肢によって、分岐があります。この第三章の分岐は段階的に解除します。尚、最初からスタートするたびに、そのキャラクター対象の選択肢も、伏線回収のようなメッセージも出てきます。この章にあるルートは真琴、凛、里奈、優美、そして、雫ちゃんです。各々ルートに進むと面白いメッセージも書いてあって出ます。そして、そのメッセージはキャラクターのルートの展開に関わっています。個別ルートにも進めさせるくらい面白かったです。
こんな仕様は初めてですが、それでも、いいゲームの体験をさせました。
第四章
この章が解除されたのは第三章の分岐した雫のルート後です。述べた主な内容の時点は死期の近い草薙健一郎です。雫ルートからの補足した草薙健一郎の過去とか。なんか謎の欠片がどんどん一枚となる気がしました。この章でも【櫻七相図】の本当の過程、実際の仏教絵画である九想図の概念に基づいて認識して描きました。なんかこの絵集の過程を見ると、「美」の裏では必ずしも表と同じ「美」ではないという思いが浮かびました。そして、直哉の久しぶりに筆を揮う姿勢がなんとなく逞しい気持ちがしました。
第五章
第五章には主人公の直哉が絵を描くの戻ってきました。その間、長山香奈がいつも直哉に付き合って、直哉の作品についてを証明して、直哉の絵を辞めるの理由を見極まりたい。話し合ったときは蔑んでような口調が、負け嫌いっぽい気持ちが出るものの、しかも、怒らずに泰然自若として一部の香奈の話を肯定します。なんかすごく落ち着きました。直哉の態度。それでも、香奈が話し出した分はすごく感動しました。香奈ちゃんにとっては口調を除けば、もう好きになっちゃうよ。最後には喜ぶはずですが、突然の圭の惨事と訃報のことで、徐々に暗闇に沈淪してしまいました。幸い、夏目藍のおかげで、直哉のことを和らいできました。そして、最終にすごく哲学的要素も述べられました。美における数学とか、耽美とか。なんかすば日々の残り香だと思いました。
第六章
この章はこのゲームの最後で、次作のサクラの刻の繋がりです。この章での時点は直哉が大人になり、弓張学園の非常勤講師になりました。しかし、避けられない問題があります。依然として、『櫻達の足跡』と長山香奈です。それがあっても、直哉にはなにかの妙策があって企てときましたと確信しました。そして、最後に、夏目藍と再び出会って、懐かしい思い出も一つ重ねました。
起承転結
起承転結といえば、全部完璧といっても過言ではありません。展開のペースも良いし、緩急もあって、長さも納得できます。文体、言い回しはそのゲームにくらべれば、難読言葉を強調していませんが、要素、コンテキストならば、いっぱい出てきます。その分には一応難しく感じますが、労力させてきました。枕のゲームといえば、哲学が最初に浮かんだでしょう。
総評
発売したばかりから、9年経てば、まだ傑作という厳かな雰囲気、絶対にやるべきのことがあります。ときどき、このシリーズはSCA自が尽力して作ったかもしれません。いろいろな参照を見れば、結構調べたり、研究したりしますね。たくさんモチーフを与えたゲームです。
プレイ時間と各サイトでの点数
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