志手美代

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努力は報われないんだよ

努力は報われる。いい子にしてたら、素敵な事があると思ってる人が嫌いだ。 あんたは頑張ってるかも知らないが、結果が全てなんだ。結果が出てないからテコ入れされてるのに、拗ねるなよ。不機嫌オーラを社内に撒き散らすな。黙って見捨てたいが、あなたの人件費をドブに捨てるわけにはいかないんだ。 成果のでない努力をしているのに、 「こんなに頑張ったのに」 なんて言われると虫唾が走るね。 思考停止して頑張った事を努力とは言わないんだよ。目標に対する手段は複数あるのに考えもせず、試行錯誤も

    • 懺悔メモ

      少しずつ、彼女の話題が出なくなるたびに、心のそこに溜まった罪悪感が軽くなる気がする。 ふと思い出す記憶の中に、彼女傷つけていたかもしれない断片が散らばっていて、少し胸が苦しくなる。楽しい思い出も、笑い転げた日々も沢山あったはずなのに。 私の中で、彼女をかわいそうな子にしたいみたい。かわいそうポルノとして消費したいみたい。その事で私の心が少し痛む。自分の欲深さにクラクラする。 彼女が戻って来れるように、自然を装い会話の中に彼女の居場所をつくる。 今戻ってきたら、前と同じよ

      • 私は女の子だった。

        雨宮まみさんの新刊「40歳がくる!」を読んだ。彼女がいなくなって、7年ぶりに彼女の言葉に触れて、以前は何もかも打ち明けて相談に乗ってくれ、目標としていた先輩と話が噛み合わなくなったような感覚になり、少しさみしく思った。 彼女の文章に出会ったのは、学生気分が少しずつ抜け出した23歳の時。「こじらせ女子」を自認していた私が本屋で「女子をこじらせて」を本屋で手に取るのは必然だったように思う。初めて読んだ時に、赤裸々に語られる彼女の心情に心を鷲掴みにされた。10代の後半から自己顕示

        • さよなら、自意識

           以前住んでた街で、知人が営んでいるスナックへ行こうとしたが、定休日であった。ついさっきまで目と鼻の先で上司と飲んでいたのだった。彼は、ボーナスが減額になったとポツリと呟いていた。彼の3分の1も働いていない私は微々たる増額しており、それについてかすかに不満を抱いていたのだが、彼の前では不満も昇給も飲み込んだ。酷く呑んだくれたい気分だったが、禁煙してた煙草に火をつけ、深く吸い込む事で気を落ち着けた。家族には内緒だ。 こんな少しのタイミングの悪さで不幸ぶる私を、10年前にこの街

        努力は報われないんだよ