懺悔メモ

少しずつ、彼女の話題が出なくなるたびに、心のそこに溜まった罪悪感が軽くなる気がする。

ふと思い出す記憶の中に、彼女傷つけていたかもしれない断片が散らばっていて、少し胸が苦しくなる。楽しい思い出も、笑い転げた日々も沢山あったはずなのに。

私の中で、彼女をかわいそうな子にしたいみたい。かわいそうポルノとして消費したいみたい。その事で私の心が少し痛む。自分の欲深さにクラクラする。

彼女が戻って来れるように、自然を装い会話の中に彼女の居場所をつくる。
今戻ってきたら、前と同じように話せるだろうか。

彼女が活躍出来そうな場を作って用意してみたりもしてみたけれど、自分がどんどん進んでいって彼女の地点とどんどん乖離していく気がして怖い。

けれど仕方ないと諦めて、日々を過ごすしかないね。

そっちはどうだい?上手くやってるかい?

君と行くカラオケはいつも楽しかったよ。

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