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つけ

母の身体の
脚力
体幹
腎臓・・・

見た目や
健診の数値で
少しずつ
衰えが増えてきて

さらには
片手だけグーにしたまま
指を伸ばすことが
出来なくなってきて

無理に広げようとしても
痛がって広げられなくて

お風呂上りなど
温めるながら
ゆっくり時間をかけると
やっと少し
握ったままの指がほぐれてくる

母の様々な身体の衰えを感じながらも
年のせいだから
仕方がないと
完治を目指すような治療を
積極的にはしなかったが

苦痛を減らしてあげたり
少しでも快適になるように
何かできることが
もっとあったかもしれない

加齢による衰えと
ひとくくりで終わらせていたり
時間のある時にちゃんと対処しようと
後回しにしていて
結局何もできずに終わってしまい

その「つけ」として残ったのは
悔いだけで
どうにもならないことを
思い悩む日々が待っていた

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