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自己言及は面白い

 昼休みにnoteを開いたらこんなお知らせが。

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 みなさん読んでくださって有難うございます。機械的な通知でしょうけど、こうして書くことのモチベーションを生み出そうとしてくれるのは、とても有難い仕様だと思います。

 このような通知のキャプチャー画像は毎週のようによく見かけますし、書き手の自己満足に過ぎないかもしれませんけど、周りからの祝福があったり、noteの読まれやすい記事の傾向と対策を探るヒントにもなったりと、一定の需要があるものと思われます。

 noteを自己言及するnoteは、なんだかんだで面白い。みんな等しくnoteというプラットフォームを利用させてもらっている立場上、まったくの無関心ではいられないわけですよね。
 そもそも自己言及するのって面白いことだし、重要だとも思います。

 その意味で、小説の書き手による小説についての自己言及も、もっともっと読んでみたいと考えています。

 ここで、最近読ませていただいたなかで興味深いと思ったnoteをふたつ、ご紹介します。

「小説にはマイナスの磁場がある」というのが持論ですが、書くことの心理的な浄化作用として、

わたしのことばだけがわたしを傷つけるものであって欲しい。
わたしは他の何ものにも傷つけられない。傷つけられたくない。
誰かがそれを試みようとすれば、それより先にわたしのことばがこの喉を切り裂く。
わたしのことばの切っ先は、いつだってこの喉元に向けられている。

 この知見は考え至ったことがなかったので、非常に興味深く感じました。

 一方で、苦悩だけでは少なくとも「小説」が成り立たないであろうことも事実。

 悩ましいからこそ自己言及するはずなのに、まったく難しいことです。

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