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うっかりハマってしまった

『ペルソナ5』をクリアして燃え尽き症候群のようになり、面白さのハードルも上がるので次に遊ぶゲームを探しあぐねていたのだが、なんとなく体験版を遊んだ『シャドウバース チャンピオンズバトル』にうっかりハマってしまった。

 まさか、カードパックで初めて引いたレジェンドカードがエンシェントエルフ(CV:早見沙織さん)だったことに運命を感じて製品版を購入に走ったとか、そんなはずはない。

 もともとカードゲームは遊んでみたいと思っていた。頭を使うゲームは好きだ。スマホ版のシャドウバースも無課金で何時間か触ったことがある。しかし、デジタルカードゲームであれリアルのカードゲームであれ、強くなるにはそれなりにお金と根気と運が必要だ。そこまでの労力を割くほどでもない、と思っていた。

 そんな自分には、製品版買い切りの形でカードゲームを遊べるのは、コスパ的にも有難かったのだ。

『ペルソナ5』でクールな高校生活を満喫したはずなのに、まさか熱血純情中学生たちが主要キャラクターの、小学生が遊ぶようなビジュアルのゲームにハマろうとは思いもよらなかった。退行現象である。が、見た目とは裏腹に、このゲーム、なかなかどうして奥が深い。

 気づいたら40時間近くプレイしている。攻略サイトなども参考にしながら10個以上デッキを組んでみたのだが、現状いちばん自分に刺さっているのはまさかのエンシェントエルフ(CV:早見沙織さん)中心のデッキではなく、ウィッチ中心のデッキだった。あくまでもプレイ時間40時間に満たない超初心者の雑感だが、CPU相手ならばいまのところ面白いように勝てている。

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 以下は、がっつりゲームの話なので、未プレイの人にはちんぷんかんぷんだろう。

 基本的には「超越ウィッチ」を作ろうとして始めたデッキなのだが、超越の取り回しが重すぎてやめた。
 ただ、スペルブーストという概念自体は面白かったので、土の秘術を使うことは一切やめて、フレイムデストロイヤーを最終的なアタッカーと想定しながら、個人的に取り回しやすいバランスを探し続けた。

 序盤の肝はスペクトラルウィザードだろうか。基本的に進化はスペクトラルウィザードに使い、次点でマーリンと定めている。自分なりの経験則として、目の前に殴って倒せるフォロワーがいたとしても、上記2種のフォロワーでなければ、どちらかというと進化は温存しがちだ。むろん相手のフォロワーの効果次第で臨機応変に対応する必要があるが、なるべくならスペルブーストに振りたい。同様の理由で、先攻よりは後攻のほうが戦いやすいと感じる。

 自分なりに何度も何度も試行を重ねて納得いくバランスになってきたのが、

虹の輝き×2
破魔の術式×1
ルーンブレイドサモナー×1
ガブリエル×1
炎の握撃×1
ミスリルゴーレム×1

 このように加減した部分。

 どうせ進化は最大で3回しかできないし、先攻では2回しかできないのだから、スペクトラルウィザードを2枚にするプランもあったのだが、現状はこちらに落ち着いた。

 ドローソースとしては優秀だが、相手のフォロワーを破壊するのではなく手札に戻すだけという意味で虹の輝きは1枚落とした。代わりに破壊ソースとして破魔の術式を入れた。エンハンスでアミュレットや重たいフォロワーを落とせる2ウェイタイプなのも使いやすい。

 また炎の握撃がわかりやすく優秀なためについつい3枚入れたくなるが、実際に入れてみるとこれが意外と重くて、コスト8をスペルブーストで下げていくのに結構な手数がかかる。その間、手札を1枠圧迫してしまうことにもなる。その代替として破魔の術式は優秀だった。しかも、握撃は単体には効果を発揮するものの、相手の盤面全体を除去するには物足りない部分がある。そこで、握撃は思いきって1枚にした。

 握撃を2枚落とす代わりに採用したのが、ルーンブレイドサモナーとミスリルゴーレム。

 炎の握撃は8コストを削りきったらあとはブーストできないが、ルーンブレイドサモナーは青天井でブーストできるので、サブのフィニッシュアタッカーとして手札に温存しておくことができる。状況によっては早めにプレイして相手盤面に対処したり、最悪の場合は進化して特攻させたりと身軽さがあり、握撃ほどの重さは感じない。

 ミスリルゴーレムも、握撃の代わりに手札に温存しておきながらブーストをかけ続けるタイプ。コストが下がらないので重さはあるが、ここぞという場面の全体除去効果で大逆転の目を残すための保険だ。これが決まって相手の手札が弾切れになったときほど気持ちのいい勝ちかたはなかなかない。

 デッキを作る最後の過程で、超越1枚と入れ替えたのがガブリエル。ニュートラルだが、これ1枚あるのとないのとで、最終局面での火力がだいぶ異なる。超越で1ターン得するほどではなくとも、不意打ちで攻撃力4のバフができるのは地味に大きい。疾走持ちがいないので即座の効果は見込めないが、フレイムデストロイヤーかミスリルゴーレム、ルーンブレイドサモナーが場に出て1ターン耐えきったあとでバフ効果をかければ、相手リーダーに大打撃を与えられる。序盤で使えなかったスペクトラルウィザード、マーリンの攻撃力の低さを補い、ピンチをしのぐこともできるというわけだ。

 ちなみに、今回のnoteの画像は、先日アップデートされたばかりのswitchの「スマートフォンへ送る」機能から転送してみた。売ったら売りっぱなしではなく、発売後もこうやって便利になっていくのだから、最近のゲーム機は凄い。作り手のクリエイティビティーには頭が下がる。

 


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