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【週末燻製日記】 100均ギアが増える

 日曜日はセリアに寄って、またぞろ100円の燻製ギアを買ってきた。

 今回の素材は手羽元。

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 皮目と肉、両面にフォークでぷすぷす穴を開けたあと、黒胡椒→塩の順にしっかり擦り込んで乾燥させること約2時間。
 ちなみに、塩胡椒の味つけは「胡椒→塩」の順番にしたほうが、胡椒の香りが素材にしっかり染み込むのでよいらしい。
 常温に戻ったら網に薄く油を塗って並べ、燻製を……

 お気づきだろうか。

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/コンニチワ\

 待望だった、初めての2段燻製である。

 じつはセリアに「ケーキクーラー」なる商品があって、熱するのは本来の用途ではないしパッケージには「食材を冷ます用途以外でのご使用はしないでください」と書かれてあるのだが、ステンレススチール製で作りもしっかりしているので、試しに買ってきて鍋に装着してみたのだ(あくまで自己責任です。よい子は真似しちゃダメだぞ♪)。

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 これがキャプテンスタッグのミニ燻製鍋にはちょうどいい。
 スタンド用の脚を上向きに入れることで、取り出しもかんたん。

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 そして、やや風もあったので、ウインドスクリーンを自作した。
 買ってきたのは、やはり100円のレンジガード。

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 こんなふうに下部3分の1くらいに2本の切り込みを入れ、切断面で指を切ってしまわないように、ビニールテープで補強。コの字型に折って、カセットコンロの自重をそのまま錘にする。

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 これで火加減が安定して、楽しい燻製ライフを送れるというわけだ。
 使わないときには畳めるから、かさばることもない。

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 サクラのチップを使って中火で15分。
 色づきが心許なかったので、屋内に戻ってからフライパンで皮目からしっかり焼き目をつけて、蓋をしてジュージューパチパチ加熱する。
 できあがったのがこちら。

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 これ、本当に美味い!!!!!!


 ひと口齧った瞬間からしっかり鼻に抜ける薫香、深みのある濃厚な味。
 本当はひと晩かけてソミュール液に漬けて下味をつけるべきなのかもしれないが、手羽はパックを開けたその日の燻製でも十分に美味しかった。手羽本来の甘みがしっかり活かされて、サクラの香りと絶妙にマッチ。おかげで酒が進む進む。
 これまで作った肉系の燻製では、先日のスモークステーキ風と一、二を争ういい勝負、むしろ上回るくらいの出来かもしれない。

 素晴らしい晩酌のひとときとなった。


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