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時刻表の旅vol.5。1980年8月愛知県の大高駅から青森県青森駅までの旅。

皆さんは時刻表の旅ってご存じですか。自分の最寄りの駅から目的地まで、時刻表の中で旅をします。ここからあそこまでは特急にのって、あの駅で乗り換えて、今度はあそこまでこの電車で行く。実際やってみますね。
見方:乗車駅名(出発時間)電車名(到着時間)到着駅

今回の目的地


「田酒」という日本酒をご存じですか。すっきりした味わいで飲みやすく大好きなお酒です。今回は田酒の故郷、青森県の青森駅を目指します。今回は、1980年8月の時刻表を使い、ルートは、小海線、信越本線という路線を使っていきたいと思います。信越本線は北陸新幹線開業により横川ー軽井沢間が廃止となりましたが、1980年8月には高崎から長野を通り直江津までつながっておりました。

大高(21:50)普通1545M(23:38)米原

大阪始発の「ちくま5号」に乗りたいのですが、名古屋駅は通過のため、その前の停車駅「米原駅」へ逆方向に進みます。

米原(0:05)急行ちくま5号(4:56)塩尻

ちくま5号は10両編成。8号車から10号車は20系B寝台車が接続されていました。それ以外は12系です。

塩尻(5:42)普通424M(7:23)小淵沢

次の列車への乗り換え時間が短いですが、なんとかがんばって「元気甲斐」弁当を購入したいと思います。

小淵沢(7:27)普通229D(10:05)小諸

JR線で最も高所に位置する野辺山駅(1345.67m)を通ります。高原列車です。途中の岩村田駅と中佐都駅の間に、将来の北陸新幹線の佐久平駅ができます。当時はありませんが。

小諸(10:20)普通1341M(13:36)直江津

現在では途中の佐久平駅から上越妙高駅までは北陸新幹線が走っていますが、当時は信越本線でした。途中長野駅で約20分停車。ここでお昼のお弁当を買いたいと思います。「牛めし弁当」を食べてみたいですね。

直江津(15:44)特急白鳥(23:50)青森

白鳥は12両編成で食堂車がついておりました。おそらく485系でしょうか。食堂車でゆっくり日本海を見ながら食事をしたいと思います。青森駅には23:50到着です。

まとめ

大高駅から約26時間。小海線、信越本線を使い旅をしました。ちなみに、2022年3月に小海線を通るルートで検索しますと、なんと直江津駅まで行ってそこから埼玉県の大宮駅へ戻り、そこで東北新幹線に乗り新青森駅、青森駅とでました。時間は13時間16分です。もう日本海を見ながらゆっくり電車の旅はできないのでしょうか。今回は大好きな日本酒「田酒」の故郷青森へ行ってみました。


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