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地方出身の私が東京に来て思ったこと

よしみんです

ひどい風邪をひき

1週間寝込んでいました

やっと回復してきたので

noteを書きました


私は高校生まで地元で暮らし


大学進学のために上京してきた


田舎ではそんなに人の差みたいなものがなかったし


マウンティングみたいな文化もなかった


人々が平等だった気がする


学校は、家が近所の子と同じ小中学校へ行き


テストの点数の順番で高校へ行った


大学から上京した私は早々に気がついたことがある


「私は東京で生きけるように育てられていない」


と。。。


今日はそんな話をしていこうかな。。



洋服について

上京した時にあることに気がついた


みんな今年の流行の服を着ている?!


雑誌で見たまんまのような人がたくさん


何でみんなこんなにオシャレなんだろう?と驚いた

地元では今年のトレンドを着ている人なんてほぼいなかった


ごく数名いるくらい、、、


というより、トレンドを意識して服を買っている人が少なかった


にしても頭から足先まで今年買ったものだよね?


という人ばかり


服や靴って毎年買い替えるの??


と驚いた


私は地元の古着屋さんで


好きな服を買うのが好きだった

地元ではお洒落とも言われていたけど笑

東京でその服を着るとなんか変な感じになる


幸いにも大学が美大だったので


違和感なくいれたけれど


東京ではすぐに少数派に分類された。。。




住んでいる場所


東京出身の子がクラスメイトに何人かいた


八王子市


練馬区


杉並区


目黒区


港区


色々だった


Aちゃんの家は東京のどこなの?と聞くと


うちは、練馬だから全然!!緑に囲まれて育ったよ〜


と言ってた


なんで謙遜しているのかわからなかった


私からすると東京はどの区もどの市も東京で


田舎の私から比べると


東京出身っていいなー


実家から大学通えていいなぁと思いながらも


練馬区が緑がいっぱい??


いやいや


うちの地元なんてすぐ裏が森だから!と思っていた


数年経ってその意味がようやくわかった


東京は住んでいる地域によって大まかに2つに分かれていることを知った


普通の人が住む地域


お金持ちが住む地域


そして、民度という言葉もあることを知る


そうか。。住む場所によって格付けされているのか




東京に染まる女たち


東京で大学生をするにはお金がかかる


親からの仕送りだけではキラキラ大学生の暮らしはできない

例えばキラキラ大学生の見本みたいなものが


CamCanに紹介されている


それが女子大生の教科書かのようだった


紹介されているキラキラ女子たちは
大体実家がお金持ちで


都内の良い立地のところに住み


軽くアルバイト、もしくは読者モデルして


何不自由なく暮らしている


このお手本モデルは


どう考えても地方出身の私には無理だ


無理だと諦める私タイプもいれば


そこに馴染もうとする人もいた


たとえば


元々住んでいたアパートが古くて恥ずかしいから


バイトを頑張って綺麗目なマンションに住み替えたり


キャバクラで内緒で働いて


ブランドバックを買う子もいた


幸せの価値観がCamcanのなかにあり


もっと言うと


お金という価値観がものすごく重視されるのが


東京だなとも感じた




キラキラ女子たちの育ち


キラキラ女子たちは


東京出身で


大体が私立の小中学校に通っていた


大学をそのままエスカレートの子もいれば


受験をし直す子もいた


そんな彼女たちは


就活の時も実家に住みながら


親から就活資金の援助があり


その後一人暮らしするためのマンションまで準備をしてもらっていたりもする(私の友達はそうだった)


失敗しても生きていけるように


親からの支援が凄いのだ 


そんな彼女らは


親の支援が後押しとなり


就活だけに集中できて

良いところに就職をした


東京でいう


勝ち組ルートに乗っかっていったのだ


東京で勝ちを取るための準備を


親が充分にしており


その準備すらも当たり前のように受け取り


生きていく


そのことがどんなに幸せなことなのか


この先の人生で知ることはあるのだろうか、、


東京で良いところにお勤めの人は


このタイプの人も多いと思う


自分がどれだけ親からのプレゼントを受けているか理解しているのだろうか?


そこに行けたことを


あたかも自分の実力だけと思っている人も多いように思える

実力もあるけど

環境が整備されているってすごいことなんだよって思う



私の就活


私はというと東京で暮らしていくのはお金が大変と思った

就活ですら


交通費にランチ代、お茶代


スーツにカバン、靴


これだけでもお金がかかって大変だった


学費と生活費の一部の仕送りを親にしてもらっていたので


就活費まで支援もしてもらおうとも思わなかった

家にそんな余裕がないのも知っていた


美術関連だとそんなに高収入を見込めない、、、


でも、就活を続けるだけの資金がないと悩んだ


そんな時大学4年から雇ってくれる会社に出会った


当時真面目な私は


大学3年で単位をほぼ取っていたので


その採用してくれる会社で


大学四年から週5で働くことができた


契約社員として新卒と同じように働き


その時にまだ親からの仕送りがあったから貯金をした

これで卒業後もなんとか何年間か生き延びれると思った



仕事


こうやって私は1年早く社会人になり頑張った


親の仕送りが止まるから


それまでになんとかしなくてはいけなかったから働いた


一年後、同い年の子が入ってきた


プライドの高そうなその子は


え?なんでこの子が先に働いてるの?


という感じで見てきた


私としては


生きるため、お金のため


なんだけど


私よりも学歴が高く


プライドの高い東京出身の彼女は


私を意識するようになる


その子から酷いことを沢山されるんだけど


またそのことは後で書いていこうかな。。


その子は典型的な私の好きじゃないタイプの東京の子だった


ブランドバックで出勤して


週末は取り替え式で男性に良い食事を奢ってもらい


お高い女性として振る舞っていた


東京で言うステータスに浸っている子だった


一方


仕事は全然ちゃんとやらないし


愛想も悪い


愛想はうまく使えば良い人にだけ使う


性格悪いな。。


と思ってみていたけど


彼女は東京で生きていくための術はたくさん持っているな、、とも思った


どうせ私は田舎者だから器用に色々できないよ、、

地方から来た私は田舎者丸出しの性格で


人のことをすぐ信じて

仕事で嫌なことも人一倍頑張った


あの子は全然手を抜いて働いてるのに、、、


生きるのが下手だな。。


と思った


その時


東京で幸せに生きていくための方法がわからなくもなっていた


いつもお弁当を持って会社へ行き


スーパーの半額になったお惣菜を夜ご飯にした


洋服は近所で安くなっているところで綺麗めの服を買って、毎月予算を決めていた


家計簿だってつけていた


じゃないと生活ができなかった


この生活はいつまで続けるんだろうと思っていた。


そんな中


唯一の救いだったのが美術の世界だった


ここは安全で私の癒しの場所だった


仕事は楽しいから


私を取り戻すことができる


これが無かったら


生きていくのが大変だっただろうなと思うから

私には好きなことがあって良かったと思った


ある日


会社の高飛車な東京出身の女からは


「◎さん(私のこと)は、いいですよね」


と嫌味っぽく言われた


え?

どこがいいんだよ?怒


一応彼氏がいるから?(今の夫だが、、)


半地下のカビ臭いアパートの一人暮らしなのに?

あなた実家暮らしですよね?

極貧お弁当生活してるのに?


あなたみたいにブランドバックとか持ってないですけど?

あなたみたいに、男性と高級料理食べてないけど??


ハテナばっかりだった。。。


東京でいうステータスを勝ち取っているように見えて、彼女は幸せそうに見えなかった


彼女の心がいつも泣いているように見えた


私は


どれだけ辛くても


人には優しく接していた


これだけは意識していなくてもそうしていた


それが余裕があるように見えたのか?


でも


それが私の中で普通だった


そこそこの幸せで満足できるのは地方出身の私の強みかもしれない


なんか楽しそう、幸せそうって見えたのかもしれないな、、



こうやって

東京でのステータス、アイテムを沢山持っていても

笑顔じゃない人が多すぎる

私からすると


あなた、充分に幸せですよ?


と思って見える人も


上を上をみている


ここで満足というラインが高い


だから高飛車女みたいに


いくら経っても幸せにならないように見えるんだよな、、、



冒頭の


東京で生きていくために育てられていなかったというのは


親側の「手厚いお金や環境の支援」のことだけど

私は、東京で生活していくのはお金がなくて大変だったけど


幸せに生きていく術


「心」は育ててもらったのかもしれないな。。




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