雪が降る日に思い出すこと
私は雪が降ると思い出すことがある
思い出すと涙が出ちゃう
悲しいわけじゃなくて
良い思い出だったな、、、
という話
こんな素敵な思い出があって
私は幸せだったんだな
とそれだけで
胸がほっこり温まる感じがした
今日はそんな話
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高校まで雪国で育った
冬は厳しい寒さ、雪と戦う毎日
東京のように
時間通りに電車は来ないし
なんなら
バス通学だし
雪道で平気で遅れるバスを
寒空の中、30.40分平気で待たされてるなんてことは日常
手足は真っ赤になって
寒い、寒いと友達と言いながらバスを待つ
仕方がないって思わないと
生きていけない環境だった
私が今
東京にいることが
たまに切なくなる
色んな理不尽なことを
仕方がないって割り切る人
東京では少ない気がする
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私には付き合っている人がいた
頭がいいクラスのサッカー部のキャプテン
当時はモテモテだったんだろうけど
なぜか向こうは1組なのに
9組の私を気に入ってくれた
私は絵を描く様な子だったから
サッカー部とか
いかにも人気な人には
あんまり興味がなくて
どちらかというと
吹奏楽とか、写真部とか、いや帰宅部?
の人との方が気が合うだろうなと思っていたしタイプだった
体の筋肉質よりかは
線が細くて中性的な人の方が好きだった
だから
その彼は私のタイプとは真逆なんだけど
彼が
私の高校生活を薔薇色にしてくれた
続く
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