シザーハンズを観て(感想とちょっと考察)

こないだバイトから帰ってきた瞬間、恋人に「なんか臭う」と一言だけ言われて靴に消臭スプレーを、ゴキブリに殺虫剤かける如くかけられました。水死体です、どうも。容赦ない恋人です。
今回は久しぶりに映画を観たので、感想とちょっとした考察でも書いていきたいなと。尚以下の感想、考察はGoogle検索での考察サイトを閲覧してからのものとなります。最後にリンクを載せます。

タイトル通り「シザーハンズ」を観ました。前からずっと気になってはいたのですが、加入してるサブスクで配信されておらずなかなか観れていなかったのです。しかしつい先日サブスクアプリを観てたら配信されてたので観た次第でこざいます。なぜ気になっていたかというと、ティム・バートンが監督しているからです。ほんとティム・バートン作品が好きなんですよね。邦画で好きな監督は岩井俊二なのですが、洋画ではティム・バートンだと言えるくらい好きです。とはいえ全部観た訳ではないのでそこは甘くみてください。更にいうと、ティム・バートン×ジョニーデップのタッグなんですよね。それもタッグ初回。その後の「チャーリーとチョコレート工場」や「アリス・イン・ワンダーランド」ももちろん観ていて大ファンでありまして、ずっと観たいと思っていたのです。

酒と煙草という個人的、映画を観るときの最強コンビを携えて観たこの作品。一言で表すととてもよかった。ものすごく良かった。正直なところ、観る前に恋人に「結構前に観たけど胸糞だったとしか思わなかったなあ」とか言われてたので身構えて(胸糞映画も好きだから期待もして)いたのですが、いい作品でした。確かに胸糞シーンは多かった。でも個人的には最後に持っていかれたし、なにより映像がめちゃくちゃ美しい。

ここからネタバレを含みながら語るので、未視聴の方、観たくない方はお気をつけください。











もうネタバレしていいですか、いいですね?
しますからね!!!!!

訪問販売をしているペグが偶然訪れた古城で出会った未完成の人造人間で両腕がハサミになっているエドワード(シザーハンズ(以下略))。なんとペグはエドワードを家へ家族として招き入れます。いくら古城で一人ぼっち、可哀想だとはいえ、ペグの行動力というかコミュ力に圧巻されましたが、まあそれなりにペグの家族も歓迎してくれます。そしてエドワードはペグの娘、キムに一目惚れします。リビングに飾られてある写真をみてでの一目惚れでした。確かにキムめちゃくちゃ可愛い。けどちょっとというかかなり素行不良なキム。ちょっと不安要素がこの時点であります。エドワードは植木を整える(というかもはや植木アート)をするのがえげつなく得意で、それをみたご近所さん達はうちのもやってくれ!とエドワードは人気者に。しかしものの善悪の分かっていない純粋無垢なエドワードは、キムの悪友(というかボーイフレンド?)に騙され犯罪に手を染めてしまいます(エドワード視点では善意の行動)。警察に捕まりますが、育ってきた環境などを考慮され釈放されます。ただそれを黙って見てないのがご近所さん達。初めはエドワードを特別扱いして植木を整えてもらったり、なんなら髪を切るのも上手いんじゃないのとか言って散髪までしてもらったというのに、悪評を広めだします。特にタチが悪いのは、リーダー格の女でエドワードをレイプしようとするものの、エドワードが逃げたことに腹を立てたのか、逆に私がレイプされかけたの!とご近所に広める始末。めちゃくちゃに胸糞。人によったら観るのやめたろかなレベルですね。最終的にエドワードはペグの息子を暴走運転をするキムの悪友の車から守る為に身を呈すのに、両腕のハサミのせいで傷つけてしまい、エドワードをよく思わないキムの悪友が、エドワードに傷害の罪を更に重ねようと仕向け大事になります。ご近所さんは大集合、警察も大集合、エドワード逃走。その後警官とキムの機転により、騒動は収まりエドワードは元の古城に戻ることが出来ました。

ここまで話の大筋を書きましたが、考察サイトをみると、キムの性格が悪いという意見もあるようですね。私は特になにも感じなかったですけどね。それより、徐々にエドワードに惹かれるというか、気付けばぞっこんみたいな感じで置いてきぼり感があったかなと。私の汲み取り能力が低いだけかもしれませんが。まあ仮にキムが性格悪い描き方をされてたとしても、エドワードの純粋無垢な性格を引き立てるのに大切な位置づけだったんじゃないのかなとは思いますね。性格の悪さが人間味溢れるというか。まあこれは完全に考察サイトの受け売りなのですが。性格悪いといえばご近所さん達が圧巻すぎてキムなんか霞にかすみます。 あとは入りだしの雪の話がどう繋がるのかとずっと思っていたので、クリスマスパーティー前のシーンで繋がりかけてる!!と感動しましたね。あのときエドワードが降らせた雪はとにかく美しかった。そして最後の語りで老婆がキムだと分かり、尚且つ今まで雪が降らなかったこの地域に、エドワードが古城に戻ってから雪が降り出したという設定が露になり、キムに喜んでもらうために、エドワードが懸命に降らせていることが示されました。まあここは私の考察なので実際のところは分かりませんが。ただそうならいいな、くらいなもんです。ティム・バートンが描く美しいSFの世界線ならこう言いそうだなって感じで。思いっきり5月に観てしまいましたが、次観るときは冬に観たいですね。もし視聴中に雪が降り出したら、エドワードかなとか考えたりしちゃって。

今回はこの辺で。
映画の感想は初めて書いたので上手く書けてるかちょっと不安です。お手柔らかに。今後も月に1回くらいはなんかしらの映画を観たいなと思っています。ウォッチリストばかり溜まっていってます。

最後に閲覧した考察サイトのリンクを載せます。
ここから直接踏めるかは分かりかねますが、良ければリンク元も観ていただければ映画への理解が深まるかと。それでは。

https://dream.jp/entmeet/article/62441e43c36a8d0870f41a41/

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