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【古いピアノ】帰省と2台の古いピアノ。思いがけない発見。

正月に帰省した際に、親族の家に合った古ピアノを触る機会がありましたので紹介したいと思います。

思いがけず新しい発見があり、それなりに充実した正月となりました。


【1台目 YAMAHA】

早速の1台目は先日も紹介させていただきました、実家にある母が祖母から買ってもらったYAMAHAの古ピアノです。

昭和38年製造で2本しかペダルがついていないモデルですが、なんと50年もの間調律をしておらず放置されておりました。

というのも、母としては嫌々練習をしていたピアノだったようで、小学校以来演奏はしていないととのこと。

しかしながら、この度私が弾くようになり、ダメ元で調律を依頼したところ、意外にも程度が良いとのことで、4度の調律を経て何とか復活しました。


調律の様子

音はこんな↓感じで(固くて、ぎらついている)、一般的に良い音とは言えないのですが、個人的には気にいっております。



【2台目 大成ピアノ】

2台目は別の親戚の家にあった大成ピアノです。

国産ピアノといえば、YamahaとKawaiしかイメージがありませんが、この大成ピアノも知る人ぞ知るこだわりのメーカーとのことです。

レースのカバーをしているあたりに年代を感じますね
蓋を開けた様子
高級時計のロレックスとは違いますが、同じスペルが入っています

サイン?が入っており↓、1台1台職人が手作業で作業していると思われます。

確かにサウンド面は、低音が優しく、高音は繊細かつ綺麗な感じで、上品な音がしました。

ペダル部分もよく見ると細かな細工が施されています。↓

ペダル部分

脚の部分はいわゆる猫足となってこちらもデザイン性が高いですね。

いわゆる猫足

そんな感じで、正月の挨拶に訪れた親戚の家で新たな発見がありました。
機会を見てまた訪問し、演奏を楽しみたいと思います。


【終わりに 昭和の家にはピアノがある?】


昭和生まれの世代にとって、「女の子はピアノを習う」ということはスタンダード?だったのでしょうか。

というのも、結構な確率で親戚の家にはピアノがあることが多い気がします。(そして多くの場合、誰も弾いておらず応接間に布をかけられて放置されている。)

ピアノを続けていない理由は、レッスンがつまらなくて(厳しくて)挫折した、後ろめたさがある、、、、ということをよく耳にします。

残念な話ですが、子供時代に音楽を楽しむ前につらいものとして認識されてしまっていることが多いような気がします。。。。

まあ、それはさておき、結構多くの家庭で眠っているピアノは多いのではないでしょうか。つまり結構な家庭にお宝が眠っている状態とも言えますね。

そう考えると、テレビCMでピアノの買い取りのCMがたくさんやっているのもうなずけます。


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