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白紙で聞くとは?

コーチングでは
『白紙で聞く』事が大切だと言われます。

では白紙で聞くって
どういう意味なのでしょうか?

『自分の考えや感情に影響される事なく
 ゼロベースで聞くということ』

一般的にはそう解釈されますね。

では今回はコーチング現場での
シーンを具体的に想定して
『白紙で聞く』ことの本質に迫りましょう。


例えば社内で
トラブルがあったとします。

上司であるAさんは
『部下の仕事の仕方が悪いから
 こんなことになったんだ!』
と怒っているのですが

後日、部下からこんな風に言われて
納得出来ないとのこと

「自分達だけの責任ではなくて
 Aさんの指導方法にも問題あると思います!」
と‥‥


Aさんから話を聞いていたコーチが

その時、過去に自身が体験した
部下との苦いやり取りを思い出してしまい

「部下が悪い!」

という感情が
湧いてくることがあります。

なぜならコーチも人間ですから。


けれど、そこに自分を重ねて
全面的に共感するのではなく

一旦自分の感情を脇に置けるかどうか。

そして
AさんにはAさんの事情があると考え

「何があったのか?」という
具体的なケースを
エピソードベースで聞けること。

それをTRUNKMETHOD🄬では
「白紙で聞く」という意味で
使っています。

コーチがよくしてしまう事の1つに

自分の体験をベースにして
見立てを立ててしまうことがあるのですが
(このケースはこれが原因だね!等)

それがしてはいけない事だと
指摘している訳ではありません。

なぜなら
白紙で聞くという事=見立てを立てない
では無いと考えているからです。

私自身は見立ては必要だと思っています。

なぜなら見立てがある程度
立てることが出来なければ

質問は降りて来ないからなんです。



でも、そこで
「絶対こうに決まっている!」
と決めつけて質問をしていくのが
白紙で聞けていないという意味に
なります。

見立てがいくらあってもいいんです!

ただ
クライアントが違う!と言った時に
いかに鮮やかにそれを捨てられるか?

そこがポイントですね。

※TRUNKセミナーより一部抜粋


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