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自衛隊の不祥事、何かを失ってしまった人達

お疲れ様です。志士です。
昨日、衝撃的な自衛隊のニュースがありましたので、元自衛官としては書くべきか迷いましたが、書かせていただきます。

早速ですが、自衛隊の218人が処分を受けた内容は、今一番ホット話題だと思いす。
内容を説明してもみんなご存知だと思うので、元自衛官が現役時代に感じていたことを話して行こうと思います。あらかじめ書き出す前に、キツイ表現をする可能性があるかも知れませんが、これからの自衛隊がよくなって欲しいという私のエゴですのでご了承ください。自衛隊が弱体化すれば国防力に影響してきます。

まず、「親が親なら、子も子」という事です。自衛隊の一番のトップが誰かみなさんご存知でしょうか?それは内閣総理大臣です、私が以前勤務していた時にも、隊舎のホールで内閣総理大臣とその下に、防衛大臣と組織図が飾られていました。今回謝罪で、総理大臣の岸田さんと防衛大臣の木原さんが、信頼回復に努めると言っておられましたが、その言葉をそっくりそのままお返ししたいと思っています。まず今の自衛隊を作り上げたのは政治家あなた達ではないのかということ言いたいです。

以前、木原さんがXで謎の発言をしたのをご存知でしょうか?「自衛隊を支持するなら自民党を支持するべき」と発言したのが炎上していました。

裏金問題と年間、数千万円という給料をもらって、頑張って国民から税金を搾りとる人たちの処分はどうなったのでしょうか?最近気づいたのですが、彼らはただの操り人形に過ぎないので、考え方を変える必要があると私自身も感じておりますが、今回の自衛隊での常習化は政治家の常習化と変わりないのではないでしょうか?

自衛隊の言葉で「見せケン」という言葉があります。説明すると長くなるので割愛させて頂きますが、やたら見せることにこだわる、あたかも出来ているかのように振る舞うところをいいます。そこで私が感じていたのは、見せているだけで本当の中身は伴っているのかと、もし何かあった時に「出来ませんでした、ごめんなさい」じゃ済まされないということを、いつも感じていました。
最近ではやっとヤバいと感じてきたのか、焦って変えて行こうとしています。
その結果が、今回の事態だったとは言い切れませんが多少はあるのかと思います。

今回の事案について、お金のことが絡んでくる内容が何件かありました。自衛官は何の為の自衛官なのかが理解できなければ、問題解決にはならないと思っています。自分の経歴や昇進の為、またはお金の為に勤務している方が多いのではないでしょうか?
仕事のやりがいも大切という意見もあると思いますが、自衛隊は自己犠牲心と慈愛の心だと思っています。その根本的概念が変わることがなければ、損得でものごとを考える隊員だらけになってしまいます。その考え方が自衛官にあってはいい考えだとは私は思いません。

最後に、この件で感じたのは、自衛官にとどまらずお金という概念に、皆が囚われ過ぎているという事です。最近では、老後の2千万円問題から、4千万円問題にハネ上がっていてビックリしたのですが、先行きが不安だからお金を稼ぐことや節約することなどにフォーカスされて行っています。そこで生まれた、楽して稼ごうや人を騙してでも稼いでいこうなど、日本の学校教育でお金の勉強がされていない事も問題だと感じていますが、間違ったお金の稼ぎ方を正しいと感じている人が多いような気がします。
個人で解決しないといけない問題はお金だけではなく、政治にもあり、また個人で学ぶことだと感じています。
人間としての正しさを忘れてはいけない、人としての道を踏み外していけない
日本社会の崩壊、民主主義というなの多様性で賛否両論などの曖昧な言葉で人々を騙し続けるこの平和主義は、混乱と破滅を指しているようにしか思えないのです。

はい!ということでキビしい世の中ですね!こんな私もやっぱり毎日笑って過ごしたいと思っています。ヘラヘラではないですよ。
見て見ぬふりをするのは簡単ですけど、問題と直面してから、人間としての本領発揮だと思っております。これからもしっかりと前を見て生きて行きたいですね!

ってことで今回最後まで読んでいただきありがとうございました。
この内容が良ければ「スキ」または気になる事がありましたら「コメント」よろしくお願いします。

それでは!志士でした。




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