蔵王のお釜の奇跡！文字起こし#21
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蔵王のお釜の奇跡、というテーマでお話していきます。
5月に、私が提供しているコンテンツのひとつ、リターンスクールという自分と向き合い、本当に自分が願う理想を現実化していくための半年間のプログラムの最後回、出発式というのがありました。
そのために、ペアを組んでいる祝迫由香さんという方が、はるばる鹿児島から、宮城県に来てくださいました。
祝迫さんは、リターンスクールの超人気ファシリテーターです。
鹿児島から飛行機で来られました！
車で仙台空港にお迎えに行き、私としてはすぐに仙台にお連れしようと思ってました。というのも仙台空港は仙台にはありませんので、スクールの、仙台駅近くにすぐお連れしようと思っていました。それなのに…。
「蔵王に行こうよ」
というんですよ。
祝迫さんが来た日は、風が強くて雨模様で、行ってもすごい曇って、今にも雨降りそうだし、なんにも見えないと思いますよーとお伝えしたんですが…。
それでも「いいから行こうよ」と言うものですから、もう行くことを決めてきているような感じだったので、「じゃあ行きますかね…」ということに。
祝迫さん、ゆかりんというニックネームなんですけれども、ゆかりんがそこまでいうんだったらなあと思いまして。せっかくはるばる鹿児島から来てくださったし、蔵王までのドライブも楽しいかなあと思いつつ向かうことにしました。
とりとめもない話をしながら一時間半くらいドライブして…
蔵王のお釜に入る、蔵王ハイラインの入り口につきました。そこで、通行料をお支払いします。
そこの料金所のおじさんに、「今日お釜見れないよー。残念だねー」と言われて「代わりにこれみてねー」とお釜のパンフレットいただきまして。
スミマセン、お釜の説明をしていませんでした。お釜とは、火山の噴火でできた火口の円型の湖です。
私も、「今日は見れないですよねーー」と言って。まあでもここまで来たしと思いいつつ、お釜の方へ。
駐車場に車止めて、車を降りたらもう周りは真っ白。霧で何にも見えない。予想通りの展開です。
何も見えないねーとか言いながら…
せっかく来たので、「あっちに、頂上の神社あるので行きましょうか」と、頂上の方へ。
もう真っ白で、神社もシルエット。うっすらしか見えなかったんですけど。近づくにつれてちゃんと見えてきました。
その時すごい風が吹いて、ものすごく冷たいけど、本当に心地よい風でした。その風を感じながらお詣りを。
頂上なので五月でも、ものすごく寒いんですけど、その風は本当に気持ちよくて、なんかいろいろ厄を拭き飛ばしてくれたような感じがしました。
だから2人で「あー来れてほんとよかったねーー」とか言いながら、よし、帰ろうっ！と下っていたところ…
ゆかりんが「見えてきたよ」と！！！
どんどん霧が晴れてきて。視界が明るくなってきて景色が見え始めたんです。
「あれ？なんか風もやんでますね」と、さっきまで風ビュンビュンだったのに、風も止んでいるんです。どんどん山々が見えてきて、お釜の見える近くに行ってみたら、くっきりはっきりキレイにみえちゃったんですよ。
本当にびっくりしました。そのお釜と、「馬の背」という、火口の周りを囲む馬の背中みたいな感じの雰囲気なのでそう呼ぶんですけど、その様子も見えて。本当感動して涙出てきました。
すると、他のお客様も戻ってきて、
「えー全然さっき見えなったのにすっかりみえてるね！」とおっしゃって、皆様本当にびっくりしてました。
そして私たちが車に戻ったら、また霧がもくもくと山に戻りはじめ、何もまた見えなくなっていて…。
いやー不思議！奇跡だなーと思いました。
私は、5年前に蔵王に家族で行ってるんですけれども、その時も天気が悪くて全然見えなかったんです。だから、私自身もお釜を見たのは３０年ぶりくらいなんじゃないかなと思います。
やっぱり、一緒に行ったゆかりんが、なんか持っているのだろうなと。本当に私は、お釜に行きたくなかったので…。
ゆかりんが行こうと言ってくれたおかげで、頂上の神社の風で厄吹き飛ばしてもらいましたし、お釜もきれいにみせていただきました。
「いいことあるよ」ってゆかりんが言ってくれたので、本当にいいことあるだろうなと思います。なので、今日読んでくださった皆様にも絶対いいことあると思います！
今思い出してもいい意味でぞくぞくしますね。
ということで、蔵王のおかまの奇跡、というテーマでお話しました！
ありがとうございました！
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