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【読書メモ】『具体と抽象』
今回は細谷巧 さん著の『具体と抽象』です。
要約
具体と抽象の往復思考で見えてくる知性のありようとは? 永遠に噛み合わない議論、罵り合う人と人。その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。「具体」と「抽象」という、人間の頭脳的活動の根本にある概念を、気鋭の漫画家・一秒による四コマ漫画つきで解説!
メモ
・具体的
n=1 解釈の違いが起きにくい(自由度か低い)
・リーダーの考えは
簡単に変えるべきではない‥哲学や方針矢→抽象
臨機応変に変えるべき‥ある事象を指している→具体
・話がコロコロ変わる
抽象が変わっていればそうだが、具体が変わっているだけの場合が多い
・尖らせる上流は少人数で P66
大人数(多数決)だと無難になる
・上流と下流は建築家と施主が分かりやすい P70
建築家(上流) 全体の統一感、つながり
施主(下流) 個別の使い勝手
・二項対立の視点 p78
二項対立‥抽象
二者択一‥具体
・後付けだったはずの理論やルールに現実を合わせようとするよは完全な本末転倒 p97
→ルールや理論、法則は大抵の場合は具体的に起こっている事象の後追い
・数値目標は具体
目的とセット(抽象とリンク)して考える
※高い目標をやる理由って何?前年割れしないため?理由として納得性がない
・共通と相違 p122
具体の世界ほど一般化さるることを嫌う
(新任管理職と同じ)
感想
今まで会議で衝突する場面では、具体と抽象の整理ができていなかったかもしれない。具体も抽象も両方大事でセットで考えられるようにしたい。
合わせて、具体と抽象に相互関係性が弱いと実行力が弱くなる。数値目標の先に達成すべき理念と合致できているか
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