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ランニングの前傾の誤り【腰の痛み】

ランニング指導で用いられる「カラダを前に倒しましょう」という言葉。
ランナーさんによっては”カラダの前傾”を勘違いして受け取っている方もいるようです。

どこから前傾するのが望ましいのか。
その関節を身につけましょう^^


股関節から前に倒すは間違い

ランニング時にカラダを股関節から前に倒すと、骨盤が過度に前傾となり、下腹部の力が入りづらくなり、脚の前方へのスイングが遅くなります。

重心軸よりも上半身、頭が前に出過ぎてしまい、接地時の膝や足への負担、脚の前方へのスイングでの腰への負担が大きくなることがあります。


足首から前に倒すが正解

正しい姿勢(下腹部に力が入る姿勢)をとり、頭を上に引っ張られている感覚を持ちながら、カラダを足首からわずかに前に倒しましょう。

・下腹部(恥骨)を前に出すような感覚
・仙骨を後ろから押されているような感覚

カラダを足首から倒せると、このような骨盤周りの感覚を得られます。


いかがでしょうか?
上手に出来ていると、足を地面に着いた時の音や衝撃が柔らかくなるのを感じられると思います。

まずは短い距離で練習してみましょう^^
姿勢を作る→足首から傾く→走る→下腹部の感覚が薄くなったら止まる
この繰り返しです。

*速度が速くなってきたら傾きが大きくなります。
ゆっくりなランニングであれば5°程度のわずかな傾きで大丈夫です!


参考ブログ
まっすぐに立つが出来ると下腹部に力が入る
膝を前に出してみましょう【ランニング時の膝の痛み】
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