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【シリーズ 心に残った他人の言葉⑤】「脳は構造的に否定形を理解できない」『初めて恋をした日に読む話』順子先生

私は無類の名言好きだ。

これまで10年くらい、本やらテレビやらで見かけた名言をノートに書き留めてきた。ここ最近は、スマホの日記アプリに入力することもあり、なんとなく整理がつかなくなってきた。

これからは、このnoteに記していこうと思う。

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たまに夜中に目が醒めて、完全に覚醒してしまうことがある。昨夜はそんな日だった。いさぎよくリビングにおりて、アマプラで今観ているドラマの続きを見始めた。

『初めて恋をした日に読む話』深キョン演じる予備校講師の純子先生が、横浜流星演じる高校生を東大合格まで導く話。物語の半分は、二人を中心にした恋愛ドラマ。

この中で、順子先生が言った台詞が、

脳は構造的に否定形を理解できない

「『例えば、東大に落ちたあなたを想像しないでください』と言われたら、想像してしまうでしょ。想像してから打ち消すのは無駄に嫌なイメージを与えてしまうだけ」

例えば・・・

☓「遅刻しちゃダメ」→◯「5分前に来てね」


ガツンとやられた気分だった。私はしょっちゅう娘に否定形を使っている。特に昨夜は。

中3になっても勉強に身が入らない娘に「あれしなくちゃダメ」「これしなくちゃダメ」を繰り返したような気がする。


「否定的な言葉を使ってはダメだ!」・・・

じゃなくて、

「肯定的な言葉を使おう!」

・・・とはいえ、親の立場だと、否定形を使わず子供に言葉がけするのって難しいぞ。

肯定的な言葉がけの前提として、肯定的な目で娘を見ることが基本になるのだろう。肯定的に見ていれば、自然と否定的な言葉は減るのだろう。

「自分の子供にはこうあってほしい、ああはなってほしくない」という気持ちが強いから、つい禁止と否定の言葉が出てしまう。

修行だなあ。

私の場合は、使う言葉から。肯定的な”目”は、言葉にひっぱらせて養おう。






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