自己紹介
はじめましての方ははじめまして
夜燈(よあかり)といいます。
noteとTwitterにて活動を始めてから半年が経ち、ありがたいことに記事やツイート、その他活動だけでなくわたし自身にも興味をもってもらえることが増えました。
そのため、新しく、よく頂く質問を軸に、自己紹介をしたいと思います。
◇活動を始めるきっかけと問題意識の根源
活動を始めたのは2021年8月7日。
自己啓発本の類である、ゲイリー・ジョン・ビショップ『あなたはあなたが使っている言葉でできている』を読んで、自分が如何に口だけで何も行動をしていないかということに愕然としたことがきっかけとなり、自分と似たような(精神障害を抱えながらもがきながらも必死に生きている人たち)に向けて文章を届けたいと思うように。そうした意識が、”紙の本を出したい”という夢になりました。
わたしの文章のテーマはわたしの問題意識からきていることが殆どです。
その問題意識自体は、わたしが社会に出て働いていた時に漫然と感じていながらも行動に移すことができなかったり、解決方法がないような根深い問題などです。
わたしがそうしたテーマを記事にするのは、”記事にする”という行為そのものが微力ではありますが自分で行動を起こし、社会に対抗したという事実になると考えているからです。何もしないより、心境はまったく違います。
◇哲学に触れることになったきっかけ
哲学自体は一般教養科目で学んでいました。何年か経ってから書店で、木田元先生の『ハイデガー拾い読み』の文庫版を手にし、読んでいく途中に実存主義や、現象学について調べたのを覚えています。その時から興味自体はありましたが、今ほどみっちり取り組んではいませんでした。
更に具体的なきっかけは、紙の本の構想段階で浮かび上がった現象学というワードでした。
自分と同じように、社会に出て心を潰された人のケアを実践するにはどうしたらいいかを考えたとき、カウンセリングではなく対話という方法と、ナラティブ(物語)を用いる方法があること。対話もナラティブにも他者が関わっていること。患者・被害者という自己と、ケア者や第二の話者という他者の存在。まさに現象学の管轄ではないでしょうか。
こうして、現象学をきっかけとして、哲学を体系的に捉える必要性を感じ、歴史から学ぼうと思うようになりました。
◇何を目指しているか
文学フリマにエッセイ集を出すことを目標に活動しています。
◇最近の活動
2/27〜 隔週日曜23時〜カントの『純粋理性批判』光文社古典新訳文庫 中山訳の精読会(読書会)をDiscordの招待制サーバーにて開催しております。(参加要相談)