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はぐみ/明月詩織
2021年7月12日 00:23
私にとってあの場所が 思い出の場所だったんだみんなは牢獄に見えたかもしれないけれど本当はあの日 あの時 あれも これも写真に収めたかったでもあそこはカメラの持ち込みは許されないだけど 私にとっては毎日毎日が 卒業アルバムのネタだったんだよあの日々のことで 大きな本一冊 写真で埋め尽くしたかったんだでもそれはできなかったなぜかって それは私だけ特別扱いするわけにはいかないでしょう
2021年4月3日 00:35
(AとBは向かい合った席に座っている。が、BはAからみて左方向に体を向けて座っている。)それを聞いて、Aは言った。A)それは 愛じゃないね彼女は微笑んで 答えたB)そうでしょうねA)そうやって自分を縛りつけるのB)それが 私の生きる理由です。一つくらい背負って生きた方がいいから 私が生きるには、そっちの方がふさわしいでしょうA)自分に鎖を付けても 何にもならないよ 自分